Moonlight PAC edition 第40号 2005.11.5発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
本号のトピックス
★JavaScriptを使わないことを決定/11月1日付で一斉に除去とその背景
★新たなグループ合作作品の概要発表/Novels Group 3とNovels Group 4が共催
★作品投稿について/PAC運営委員会
★JavaScriptを使わないことを決定/11月1日付での一斉除去とその背景
 2005年11月1日付更新より、当ページは上位ページ(Moonstone Studio(http://www.msstudio.org/)共JavaScriptの使用を止め、各コンテンツやグループにおけるインデックスから各種関数やファイルなどを除去しました(メールフォームShoting Starは除きます)。

 今回の処置は発表が2005年10月31日付、作業結果の公表が2005年11月1日付と異例の高速でしたが、これは当ページへのご来場者から寄せられたご報告に端を発します。その内容は「ウィルスバスター2006年版のURLフィルタが有効の状態で当ページにアクセスすると、『URLフィルタのデータベースサーバにアクセスできない』という趣旨の警告メッセージが表示される」というものです。実際に芸術創造センター事務局で確認したところ、該当の現象が発生することが判明しました。

 Web技術チームにて調査・検証を行った結果、ウィルスバスター2006年版のURLフィルタを有効にした際、デフォルト(初期状態)でチェック対象となる項目の1つである「アドウェア/ジョークプログラム/クッキー」の項目が当ページのJavaScriptの使用状況からアドウェアと判断し、警告メッセージを出しているものと推測するに至りました。

 「アドウェア」とは大まかに言うと「ブラウザの画面に強制的に広告を表示させる」若しくは「利用者のPC環境を表示したり、それに応じて画面を切り替えたりする」機能を実現するソフトウェアです。当ページでは無料レンタルサーバー利用しておりませんし、広告表示を行っておりませんので前者の機能、すなわち広告の強制表示は該当しませんが、JavaScriptによる別ウィンドウの表示やご訪問時刻並びにその時間帯に応じたメッセージの表示が、ウィルスバスター2006年版の「アドウェア/ジョークプログラム/クッキー」の項目のチェック対象とされた模様です。

 勿論、前述以外の目的や意図を以ってJavaScriptを使用していたわけではありませんし、JavaScriptの有効性や実用性といった利点をも全否定するものではありませんが、実際に確認したところ当ページの表示が終わるまで頻繁に警告メッセージが表示されて、鬱陶しく感じられたのは事実です。これはウィルスバスターご利用のご来場者にとって不親切であると同時に、ウィルスバスターのシェアが高いことを考えると決して看過出来ない、しかも緊急を要する事態と判断し、今回の異例の速さでの対応となりました。

 色々な技術が発表・使用され、程なくそれが悪用されて被害を招き、その対策が発表・実行される、といういたちごっこがネット上では非常に早い頻度で行われています。当方としましても逐次それらに関する情報収集や対策強化・技術向上を行い、ご来場者が安心して作品などをご覧いただけるように管理・運営を行っていく所存です。また、TOPページ下部の外部リンクなど現在の別ウィンドウでの表示はAタグのtarget属性を「_blank」にして実現しているのでアドウェアには該当しないこと(ソースをご覧いただければお分かりいただけます)、プログラムの性質上JavaScriptを残しているメールフォームShooting Starに関しては、早急にJavaScript使用を取りやめ、同等の機能実現のために検証・動作確認を行っておりますことを併せて申し添えます。(主幹Moonstone/芸術創造センター事務局/Web技術チーム)

※ウィルスバスターはトレンドマイクロ社の登録商標です。
★新たなグループ合作作品の概要発表/Novels Group 3とNovels Group 4が共催
 芸術創造センターでは通常、各グループがそれぞれの活動方針で作品制作・公開を行っていますが、複数のグループがそれぞれのグループの世界観・作風・登場人物を織り込んだ企画作品、通称「グループ合作作品」を制作・公開しています。現在では二次創作部門第1SSグループにおいて複数の作品を公開しています。

 この度、創作文芸部門第3創作グループ(以下Novels Group 3)創作文芸部門第4創作グループ(以下Novels Group 4)が新たなグループ合作作品の制作を行うことを明らかにしました。その概要は以下のとおりです。
  • 企画原案はNovels Group 4の作品No.78並びにNo.79(両者共「作品群4」「単独制作作品群3」(内No.79は本号発行と同時にNovels Group 4で公開)に収録)を使用する。
  • 合作作品は数回〜10数回程度の中篇とすることを目標とし、Novels Group 3の「短編集」にて公開する。
  • 本文は三人称で記述する方針だが、主人公2人それぞれの視点から記述する一人称も視野に入れて、開始までに十分検討する。
 合作作品のタイトル、公開時期は本号発行時点では未定ですが、詳細が判明次第本紙若しくはニュース速報にて発表いたします。どうぞご期待ください。(本紙編集委員会)
※1箇所記載ミスがありましたので訂正しました(2005/11/6付)
★作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
編集後記
・「数の力による驕り」が顕著になっている。得票数が少なくても1位なら当選するという悪しき小選挙区制によって先の総選挙で大幅な議席増を果たした自民党・小泉内閣は42日間の特別国会で幾つもの重大法案をごり押しで可決した。衆議院の優位性により、たとえ参議院で否決されても可決出来る、という見通しがあるからこその行為に他ならない。
・総選挙運動中に「改革」を叫んだ際、小泉首相は「郵政民営化」しか言わなかった。ところがいざ国会となったら、郵便のユニバーサルサービスを破壊して日米の銀行や保険業界に国民の資金を明け渡す性質を持つ郵政民営化法案、障害者の自立を阻害する法案、労働者の健康維持を後退させる労働安全衛生法等「改正」案など、2、3度の通常国会を跨いでも普通ではない重大な法案がいとも呆気なく可決されてしまった。
・議席減となった民主党はタカ派で知られる前原氏を代表とし、自民・公明の政治と同じ路線で競うことを鮮明にしている。その最悪の事例が改憲だ。いかに「新しい権利」を組み込んだところで、目指すところはアメリカと財界言いなりに、自衛隊を米軍とが一体になって全世界へ軍事力を行使するように出来る体制作りを目指すことでしかない。「小泉チルドレン」「サプライズ」などとマスコミは性懲りもなく踊らされているが、国民は早々にこのような政府広報紙と成り果てたマスコミの商品を買うのを止め、「改革」の本質を見抜くべきではないだろうか。(M)

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