【共同制作作品No.2-a 無題】

Written by 蒼 沙霧ごまMoonstone

部屋の闇に窓の向こうから光が溶け込む(Moonstone)

夢と現実の世界が絡み合い(蒼 沙霧)

やがて光に霞む視界の幕が広がる(Moonstone)

カーテンの掠れる音は耳に心地よく(蒼 沙霧)

再びまどろみの浜辺へ私を誘おうとする(Moonstone)


聞こえる子供達の笑い声・・・それさえも(蒼 沙霧)

優しくまどろみの揺り篭を揺らす(Moonstone)

部屋に鳴るオルゴールの音色は、夢か現実か(蒼 沙霧)

この曖昧な揺らぎの世界に、浸り続けるのも悪くない(Moonstone)

それも万物の真理の一環なのだから・・・(蒼 沙霧)


朝日に抱かれ、温もりに浸りつつ隣を見る(Moonstone)

柔らかな吐息・・・小さな天使・・・(蒼 沙霧)

ただ傍に居るだけで幸せを感じさせてくれる(Moonstone)

そんな幼き天使の顔はあどけなく(蒼 沙霧)

眺めるだけで心が温もりで満たされていく(Moonstone)

それは過ぎ去った時の結晶であり、(蒼 沙霧)

未来へと花開く希望の種でもある(Moonstone)

現在一瞬へのいとしさに身をゆだね(ごま)

やがて訪れる旅立ちの日を暫し心の深層に投じる(Moonstone)


ふと、彼女が寝返りをうつ・・・(蒼 沙霧)

幼き天使の安らかな吐息が、私の肌を撫でる(Moonstone)

その柔らかで安らかな寝顔に愛した人の面影を見る(蒼 沙霧)

さざめく外の空間とは無縁の世界に(蒼 沙霧)

愛と慈しみを享受しあう凪の世界に漂う(Moonstone)

たとえ強い風が吹いたとしても(蒼 沙霧)

金蘭の絆が途切れることはない(Moonstone)


永久に続くこころの架け橋(蒼 沙霧)

二人しか知らないこの見えない橋を(Moonstone)

いずれ彼女は一人で歩かねばならない(蒼 沙霧)

せめてその時まで・・・彼女の歩みを見守ろう(Moonstone)

世界でもっとも大切な存在の歩いていく道を。(蒼 沙霧)


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