Moonlight PAC edition 第17号 2002.1.21発行
編集、発行:Moonlight PAC版編集委員会
遅れ馳せながら新年のご挨拶を申し上げます
激動の時代の中、PACの基本理念は堅持の方針
[戦争と芸術は相容れない存在。報復戦争の拡大に断固反対する]
井上晶子:読者の皆様、挨拶が遅れましたがあけましておめでとうございます。芸術創造センター主幹Moonstone氏から、新年のご挨拶並びに芸術創造センターの活動方針を述べさせていただきます。

Moonstone
・皆様、遅れ馳せながらあけましておめでとうございます。私、Moonstoneより新年のご挨拶並びに芸術創造センターの活動方針を表明させていただきたく思います。

・21世紀の幕開けはアメリカでの同時多発テロに始まり、アメリカの一方的な報復戦争の開始、日本の参戦法案の可決成立など、重苦しい幕開けとなりました。また、文化、芸術の面では国立劇場、新国立劇場の民営化が打ち出されるなど、芸術は益々商業主義に突き進む前兆を見せています。

・そんな中、我が芸術創造センターは「Total Guidance」にある活動方針や設立声明を堅持し、時代の流れにとらわれない形での創作活動、寄贈作品の展示を行っていきたいと考えています。

・アメリカの報復戦争は当初の目的を喪失し、その一方で新たに「ならず者国家」と決めつけた国々に対する戦争の拡大を狙い、日本はそれに無条件で追随する姿勢を見せています。これらと文化、芸術の商業主義化は根を同じくするものであると考えます。

・戦争と芸術は相容れないものであると芸術創造センターは考えます。芸術創造センターでは創作活動にこれまで以上に精力的に取り組むと同時に、権力の暴走や戦争への驀進に対して断固として反対し、声明や署名運動に協力していく所存です。

・皆様、本年も芸術創造センターをご愛顧いただくと同時に、種々の声明に耳を傾けていただき、商業マスコミの一面的、センセーショナルな報道に迷わされることがないよう、お願いいたします。

井上晶子:現在、ブッシュ大統領に対して報復戦争反対の署名運動がweb上で行われています。http://www.thepetitionsite.com/から「CALL FOR PEACE & JUSTICE!」をクリックして、署名(表示を隠せます)とメッセージを残してください。「殺し合いに目的あっても正義なし」。Moonstone氏の言葉に少しでも共鳴するなら、是非とも署名運動にご協力ください。宜しくお願いいたします。
相互リンク募集中です!

 担当は私、井上晶子です。
PACでは相互リンクを歓迎します。申し出にはシャットダウンややむを得ない事情の場合を除いて、基本的に遅くとも2、3日後には対応致します。申し出や問い合わせは以下の宛先までお願いします。

msstudio@sun-inet.or.jp
念のために申し上げておきますと、リンクやブックマークは必ずトップページ(http://www.msstudio.org/pac/)にしてくださいますようお願いいたします。ただし、Novels Group 4の作品制作に参加された方で(参加回数は問いません)ご自身のWebページをお持ちの方は、例外としてNovels Group 4への直リンクを許諾しています。
Side Story Group1が1000000人を突破
グループ別御来場者数の考察
 担当は俺、安藤祐司です。
 Side Story Group 1の強さは変わりません。全グループ中唯一100000HITの大台を突破し、順調に更新が行われています。その他、第2創作グループが1年ぶりに作品を公開するなど、文芸関係に少なからず影響を及ぼしているように思われます。
 一方、音楽グループ2つが更新を久しく停止しており、深刻な問題として受け止めています。文芸部門の作品制作で音楽グループの方に手が回らないのは事実ですが、それに甘んじることなく、新作の制作、公開へと結び付けていってもらいたいと思います。
ちょっとお喋り
〜ある喫茶店にて〜

このコーナーの担当はドルフィンリ−ナです。

リーナ:半月以上遅れてだけど、ようやくこの紙面も新年を迎えることが出来たわね。
ドルフィン:ああ。年末年始で作品制作が思うように進まなくて、新年最初の定期更新は少々寂しいものになったが、どうにか通常の活動状態を取り戻したようだな。
リーナ:それはそうとドルフィン。アメリカの報復戦争が益々激しくなって、自分達が「テロ支援国」と決めつけた国にまで戦火を拡大しようとしてるわね。あれって、国連憲章に違反する反則行為じゃないの?
ドルフィン:そのとおりだ。国連憲章では軍事行動に出る基準として、緊急かつ自国への侵略が明らかな場合にのみ、それも国連の同意を得て行うものとされている。アメリカのやっていることはれっきとした国連憲章、国際法違反だ。しかし、商業マスコミはこういう点を突こうとしない。突くと「アカ」呼ばわりされるのを恐れているんだろう。現に日本の新聞で報復戦争反対を明確に掲げているのは「しんぶん赤旗」だけだからな。
リーナ:ジャーナリズムは真実を報道して、それが法律や慣習に沿ったものかどうか吟味して、反対すべき時は反対すべきよ。それが出来ないようじゃ、ジャーナリズム失格よ。糞便に群がる蝿と一緒よね。
ドルフィン:表現は少々問題があるが、リーナの言うことはもっともだ。我々は商業マスコミの情報一つだけでなく、様々な方面のアンテナを使って、どれが道理に沿ったものか吟味して行動する必要があるな。
編集後記
井上晶子:皆様はどのような新年を迎えられたでしょうか?今年も芸術創造センターは頑張りますので、応援宜しくお願いしますね。
安藤祐司:ぼつぼつと更新が滞っていたグループが動き始めたみたいだ。俺が担当する音楽グループも、早く活動再開して欲しいな。
リーナ:自分の物差しで計った基準を問答無用に他人に押し付ける・・・。アメリカのやってることはまさにそれよ。皆、要注意よ。
ドルフィン:法を破るものは犯罪者。それはテロリストでも戦争国家でも同じことだ。商業マスコミの一面的な報道に迷わされないようにしないとな。

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