芸術創造センター こぼれ話
Dropped talk of Performing Arts Center

2008年9月4日更新 Updated on September 4th,2008
当グループへの御訪問者は貴方が人目です。

以下の三つはリンクになっています
メモリアル企画書庫 見解・主張書庫 過去ログ格納書庫 UPDATED!

2008/9/4

[Google製ブラウザ]
 あっという間に1日が終わると感じる今日この頃。オンラインニュースを眺めていたら検索大手のGoogleがブラウザのベータ版を発表したとのこと。レンダリングエンジンはSafariと同じWebkitでJavaScript解析エンジンは独自のものというあたり、Googleらしさを感じます。
 まさかTrident(Windows用IEのレンダリングエンジン)は使わない(使えない)でしょうし、同じ理由で当然Presto(Operaのレンダリングエンジン)も不可。オープンソースのGeckoは本家のFirefox(正確にはMozzila)が使ってますし、残るはWebkitになるでしょう。Webkitがオープンソースだとは知らなかったんですが、Safariの高速性は私も知るところですし妥当な選択肢かなと思います。JavasScriptを駆使するGoogleですから(Google Mapはその代表例)JavaScript解析エンジンは自前で調達出来ますし、強みの1つに出来ます。
 私は職場自宅どちらのPCにもインストールしていません。特に職場のものは壊れるとただ事では済まないのでベータ版の段階では特に(^^;)。9/3 24:00現在で拍手計2回、ありがとうございます。
 めぐみちゃんが歓声に近い声を上げる。改めて風景を見ると橋の傍に居る。めぐみちゃんを中心に進む話に気をとられて、自分の所在位置が地図も含めて頭の中からすっかり吹っ飛んでいた。これが市街地の道路がほぼ縦横90度で交わる京都じゃなかったら、目的地から全然違うところに向かっていたかもしれない。

「凄く大きい川だー。向こう側が凄く遠くに見えるー。」
「鴨川っていう川よ。めぐみちゃんは見るの初めて?」
「うん、初めて。」
「もっと近くで見てみようか。」
「うん。」

 めぐみちゃんの関心はすっかり眼前の鴨川に移行したようだから、関心を深める方向に誘導する。目的地である清水寺に何時までに行かなきゃならないなんてスケジュールはないし、今くらいはめぐみちゃんに興味や関心の赴くままに行動させてやりたい。

「あんまり見えない。」
「抱っこしてやるよ。」

 俺が屈むとめぐみちゃんは即座に俺の胸に飛び込んでくる。コートの襟をしっかり掴んだところで、抱っこして膝を伸ばす。男性としてはあまり背が高くない方の俺だが、めぐみちゃんの目線よりはずっと高い。その分光景も大きく広がる。

「うわーっ!海みたーい!水がきらきら光ってるー!」
「鴨川は川幅が広いからな。」

雨上がりの午後 第3056回

written by Moonstone

「あ、川だ。」

2008/9/3

[○○が辞めても代わりは居るから]
 福田首相の辞任以降自民党内外で次期首相の話が飛び交っています。その騒動を見ていて、私はキャプションどおりの印象を持っています。衆議院第1党が自民党であり、その総裁が半ば自動的に首相に選出される仕組みである以上、次期首相=自民党総裁選であり出来レースに過ぎません。
 首相の首の挿げ替えで政治が変わると特にマスコミは思い込んでいますが、自民党が政党ではなく野合の集団である以上、政治が変わるというのは幻想に過ぎません。幻想を煽ることで時の懸案事項から国民の視線をそらせるのはマスコミの常套手段の1つです。
 でも、総裁選に向けてマスコミの報道合戦が再燃するでしょうし、ネットを含む世論も総裁選の枠組みで「誰が良いか」を言い合うだけになるでしょう。日本国民の中で政党の定義を知っている割合がいかに低いかが再び露呈するだけです。
 こういう女、すなわち男に持ち上げられて体の良い売春婦になって憚らないことやまっとうに大学で勉強している男性に負担をかけることや、ひいては他のまっとうな女性の評価まで下げることまである女性が居ることについてどう思うか。晶子は俺から聞いた−話す時はオブラートに包んだが−話を元に問いただしたこともあったが、まともな返答はなかったそうだ。
 その手の女は料理を始めとする家事全般がろくに出来ないことも、どういうわけか共通の傾向だ。俺も料理に関しては初心者レベルだから大きなことは言えないが、晶子と付き合う前でも掃除と洗濯くらいはしていた。そうしないと一人暮らしの身ではやがて衣服が尽きるし、家はゴミで埋め尽くされる。だが、それすら出来ない、すなわち何も出来ないのに「女性の地位向上」や「男女平等」は時に相手の価値観を否定することも躊躇わずに押し付けるのはどういうことか。
 掃除や洗濯に特別な技術は必要ない。とことん綺麗にするならコツやテクニックというものはあるが−掃除だと基本は上から下へとか−、基本は専用の電化製品のスイッチを押して、掃除機なら掃除するところを動けば良いし、洗濯機にいたっては洗剤や柔軟剤を入れてセットすれば出来上がってしまう時代になった。にも関わらず掃除も洗濯も出来なくてどういう生活が出来るんだろうか。
 晶子が俺の家に住み着くようになって、特に試験期間中は料理に関しては晶子に一任していたが、掃除や洗濯は掃除だと晶子がキッチン周りで俺が風呂−風呂掃除は体力が必要だ−という具合に適時分担していた。分担も機械的に平等に割り振るんじゃなくてその場その時に応じて出来ることをしていた。大して広くない俺の家。掃除は2人がかりならあっという間に終わる。洗濯は干す時と仕舞う時が面倒だが、これも2人でかかれば直ぐ終わる。
 分担や平等とは個々の能力や技術に応じて仕事や役割、更に責任を割り振り、その分対価を得るのが本来のあり方だと俺は思っている。晶子に「女性の地位向上」や「男女平等」を押し付ける輩や、料理どころか掃除も洗濯も出来ないのに兎に角男性に家事をさせることが「平等」だと思っている輩は、単に自分が楽をしたいだけなんじゃないかと思えてならない。

雨上がりの午後 第3055回

written by Moonstone

 女の方は利用しているようで男の方も利用しているから「どっちもどっち」とか「似たもの同士」とか「お互い様」とか言えるが、男からすれば「上手く機嫌を取ればセックス出来る女」、つまりは売春婦とみなされているのは間違いない。それが現実だ。食事やドライブに連れて行ったり、服やアクセサリーを買い与えてセックスに持っていくんだから、現金の直接の受け渡しがあるかないかの差しかない。

2008/9/2

[遅れた(汗)]
 先週の局地的な集中豪雨で私の自宅は何も被害はなかったのですが、橋を越えた向こう側は相当酷いことになっていたようでびっくりしました(汗)。殆ど自宅に居たので本当に「今更」ですが、首相が辞任したニュースよりずっと驚いたのは間違いありません。
 このところ本業が立て込んでいたあおりで此処の更新をするペースを少し忘れています。「何かを始めるより何かを止めて新たに始める方がずっとエネルギーが必要」と言われますが、そのとおりだと実感しています。
 気分転換にゲームでもしようかと思うのですが、PS2かPSPのどちらかかなとソフトのラインナップを眺めて迷っています。こうした時期が一番楽しいとも言われますが、これもそうなのかもしれません。9/1 24:00現在で拍手計6回&メッセージありがとうございます。メッセージのお返事は後ほど・・・。
 まったくの他人である晶子に男女平等や女性の地位向上を押し付けてくるようなこのご時勢だから、その場では褒めたり合わせたりするだろうが、大抵の男性はあの手の化粧や服装をしている女性を売春婦など性風俗関連、良くてキャバクラ店員と思う。女性の比率が圧倒的に低い俺の居る学科でもそんな現場に遭遇していたくらいだ。
 俺の居る電子工学科と同じカリキュラムの電気工学科には、現時点で3年−4月から4年に進級出来るかどうかは知らない−の学生約150人の中で女性は4人だ。彼女らは揃いも揃って同じようなファッション、同じような髪型をしている。靴はブーツやハイヒールなど、決まって踵の高い靴だ。講義ならまだしもそんな格好でどうやって実験をするのか理解出来ない。
 実験出来なくても良い理由がある。男性がカバーするからだ。実験そっちのけでグループ外の学生−女性だったり男性だったり色々−と雑談に興じていたり、姿が見えなくなっても、他の男性がしっかり実験を進めてしっかりデータを揃える。そうすることでご機嫌取りをして良い思い−勿論性的な意味−をする場合もあるし、それで負担が2倍にも3倍にもなる場合もある。
 俺の場合は後者だ。実験グループに1人女性が居たが、そいつは実験開始早々に実験から離脱することが普通だった。同じ実験室−複数の実験が同じ部屋で実施されることもある−で姿が見えるならまだましな方で、大抵は行方不明だった。最初の数回は探したり呼び止めたりしたが、何度言っても改善されないから最初から居ないものと見なすことにした。
 そいつは客観的に見てかなり美人な方だった−化粧でわざわざレベルを落としている感もあったが−から男性には兎に角受けが良く、昼休みや講義終了後に必ず男を侍らせていた。受けが良いだけなら良いんだが、本人の居ないところで男性が集まると、そいつとセックスしたかどうか、した場所はどこか、どんなことをしたかといった話で相当盛り上がっていた。話題に上る頻度の差はあっても、他の女性も同様だった。

雨上がりの午後 第3054回

written by Moonstone

 晶子が言うには「こちらが主流」らしいが、「モテ」や「カワイイ」が男性に好印象を与えたいという意味なら、正反対の方向を全速力で突っ走っていることに気づいていないんだろうか。

2008/9/1

[リスタート]
 ・・・気づけば一月以上更新が滞ってしまいました(滝汗)。本業の出鱈目な多忙で帰宅は遅く(以前のように日付変更線を越えることはないですが)、遅い帰宅に備えて帰宅後に食事を作り、休日には溜まった家事(主に洗濯)に加えて作り置き出来る料理をひたすら作り、残りの時間を本業の進捗に支障を来たさないよう休養に充てていると、此処の更新に手が付けられませんでした。
 ある程度まとめて更新しようかとも思ったのですが、後出しじゃんけんみたいなことや、連載のストック枯渇が変わらない状況では自分の首を絞めるだけなので、切りの良い今日付から出直すことにしました。連続更新の記録は途絶えましたが、記録はまた始めれば良いことです。
 久々の更新でも事務的なことが大半です。そんな中でも日々拍手をいただけて本当にありがたいです(T-T)。9/1 22:00現在で7/28から計236回もいただきました(感涙)。断続的にお休みするかもしれませんが、気持ちを新たに出直します。
今後とも芸術創造センターをよろしくお願いいたします。
 「拍手お返事」を更新しましたので、該当する方はご覧ください。拍手は掲示板と併せて確認しています。
 それも俺がそうするよう言ったわけじゃない。まして命令なんてするわけがない。晶子も答える時に必ずそのことを伝えるが、晶子の俺との結婚生活を批判、否、否定する人達は、兎に角女性が男性に合わせること自体が気に食わないらしく、「そんな生活は女性の人権を顧みない旧態依然の男性思考だ」「女性の時代にそぐわない」と厳しく批判するそうだ。
 晶子はその段階で強い怒りを覚えるが、大抵は我慢して「私と夫はそういう価値観で一致している」と言って問答を打ち切るそうだ。しかし、それでもしつこく食い下がり「そういう価値観が女性の地位向上を妨げる」だの「男女平等の時代にそぐわない価値観だ」だのと俺と晶子の価値観の否定に走る輩に出くわし、晶子は我慢ならずにこう反論したそうだ。

「貴方達が言う『女性の地位向上』や『男女平等』とはどういうものなんですか?」

 俺はこの反論を聞いた時点で勝負あったと思った。相手が言葉に詰まったところで晶子は更に「貴方達が言う『女性の地位向上』や『男女平等』で男性に更なる責任や役割を求めることはあっても、女性に男性と同様の責任や役割を求めることがないのはどういうことなんですか?」と畳み掛けたそうだ。これは相手も想像していなかったらしく、回答を要求する晶子から目を逸らし、不満たっぷりなのが明らかな表情でしかし何も言わずに足早に立ち去ったそうだ。
 女性の地位向上や男女平等は結構だ。しかし、男性に労働や収入はこれまでどおり若しくはこれまで以上に要求し続け、更に家事育児も平等を名目に負わせて女性は何をするのか。肉体的・精神的に厳しい労働や収入の背景にある残業、異動や転勤を「女性だから」で拒否し、遊興施設や飲食店でのレディースデイや女性専用車両など女性だけの優遇措置は「女性だから」で死守する。女性の地位向上や男女平等が女性故の既得権益を温存して男性に更に負担や役割を押し付けることが目的だとしたら、男性の1人として迷惑でしかない。
 後期試験の終わり頃のある週末に、晶子が所属ゼミから借りてきたという女性向け雑誌を見てみた。数ページパラパラと捲って見ただけで頭が痛くなって止めた。煽り文句もさることながら、込み入った化粧にギラギラのアクセサリーで「カワイイ」「モテ」を喧伝するモデルを見ているだけで頭がどうにかなりそうだった。

雨上がりの午後 第3053回

written by Moonstone

 そんな調子だから日付を超えるまでに完了することはまずなかった。特に実験のレポートはその日のうちに基礎を固めておかないとデータや記録があっても結構忘れてしまうから、実験が終わって帰宅するのが遅くなるのもあって日付を超えてしまう。そんな中、晶子に終わるまで起きていろというほど俺は馬鹿じゃない。晶子は俺より朝が早いんだから先に寝てて良いし先に寝た方が良いと何度も言ったが、やんわりと、しかし頑なに拒否して終わるのを待っていた。

2008/7/28

[関門を1つずつクリア中]
 休日に充電したので本業はフル回転。大きな部分の目処をつけてより完成に近い段階に移行出来ました。予備実験を含めて2日半かかったので結構疲れましたが、気分は割とすっきりしています(^^)。
 その分家のことや此処の更新は後手後手に回ってしまうのですが、自分が分身出来ない(出来ても制御出来るとは思えんが(汗))以上関門を1つ1つ自分でクリアしていく以外方法はありませんからね。万年人手不足、否、枯渇です。7/28 24:00現在で拍手計2回、ありがとうございます。
 俺本人が晶子所属のゼミに「お披露目」されるまで俺との写真と見て「冴えない」だの「もっと他に良い男が居る」だの言われたことを話した時、言葉遣いこそ普段どおりだったが強い怒りを抱いていることが良く分かった。後で思うと、あの怒りが根底にあったから見返してやろうと思って、ゼミの人達に着信音を聞かせたり、ある意味田中さんを利用して俺の価値を高めようとしたんだろう。
 ゼミでは「お披露目」以降、晶子から見て誹謗中傷の類は完全に音沙汰をなくしたが−当人を前に公然と陰口を叩くほど度胸のある奴はまず居ない−、ゼミ以外では未だにそうはいかないらしい。講義の時で居合わせた他のゼミの人達に、俺との結婚生活の様子を聞かれてそのままのこと、すなわち平日は実験のある月曜以外は朝に2人分の朝飯と弁当を作って一緒に大学に行き、講義が終わったらバイトへ行って帰宅後は俺がレポートを終わらせるまで晶子が起きていること、月曜は昼と夜の食事を弁当にして俺に渡して自分はゼミの学生居室か図書館で待っていること、土日祝日は一緒に買い物に出かけて周囲を散歩したりするくらいで遠出はしない、俺のレポート作成を邪魔しないようにしていることを答えると、殆ど決まって「男女平等の世の中でおかしい」か「そんな地味な付き合いありえない」「他に良い男いっぱい居るのに安い男に引っかかった」と言われるそうだ。
 俺の講義のレポートは講義を全コマ詰め込んだ欲深さもあって1日1つで済めば良い方で、複数重なる方が普通だった。専門書の例題は高校までの問題集のように解き方が載っていることを期待するのは無理だから、そう簡単に出来ない。手持ちのテキストや借りてきた図書館の本、共通で使えるPCで検索した結果をプリントアウトしたものを彼方此方捲り試行錯誤してようやく完成と相成る。

雨上がりの午後 第3052回

written by Moonstone

 晶子は陰口を言わない、老若男女問わず珍しいタイプだ。一方で、俺に関する非難には強い不満や怒りを抱く。俺は晶子の一番であれば十分なんだが、晶子はそうでもないらしい。

2008/7/27

[また休んでしまった・・・]
 何だか最近の恒例になっている無断でのお休み。食事の下ごしらえをした以外は殆ど寝てましたからね・・・。このままではあまりにあまりなので、こちらも月末の恒例になっている此処の過去ログ公開をしておきます。
 このままだと新作を1作品も公開出来ないまま一月を終えてしまいそうです。頭が痛いですが、本業優先なので当面こんな状況が続くかと思います。落ち着くまでお待ちいただければ幸いです。7/27 23:30現在で拍手1回、ありがとうございます。
 残りの茹でたジャガイモの行方は、月曜の弁当−その頃は後期試験中だった−の蓋を開けたら分かった。コロッケになっていた。そういえばコロッケの中身はジャガイモだったなと思いつつ、向かいの席に居た智一の羨望と近辺の席からの好奇と嫉妬が入り混じった視線を感じつつ味わって食した。これでジャガイモが綺麗に潰れてなくて硬かったりしたら不味いだろうなとも思った。

「お父さんが作って欲しいって言った料理で作れなかったものってある?」
「今のところないよ。お父さんが挙げる料理で見たことも聞いたこともないものってないし。」
「この食材がないと絶対無理っていう料理は作れないってことくらい、お父さんも分かってるからな。」

 幾ら晶子とてフォアグラだのキャビアだのは作れない。フォアグラは餌を食べさせるだけで育てた鳥−確かアヒルだったか−の肝臓が必要だし、キャビアはチョウザメの卵が必要だ。そんな料理は望んでないし、欲しいから食材を探せというつもりもない。そういう料理が食べたければ専門の料理店に行けば良い。普段の料理で必要なのは、手に入る食材で作れるということだ。
 簡単なようで実は難しいってことは沢山あるが、「手に入る食材で作れる料理」もその1つだと思う。所謂グルメという連中は高級食材を使った料理を食して美味い不味いを言うし、それを受けて店に足を運ぶ連中も居る。前者はどうか知らないが、後者で料理が出来た上でその店の味を知りに行くという人はどれくらい居るのか怪しい。

雨上がりの午後 第3051回

written by Moonstone

 昼飯を食べつつ「惣菜で買う人が多いのが分かった」と俺が言うと、「あの手間を惜しんで出来合いのものを買うか自分で作るかの選択ですよ」と晶子は言った。そのとおりだと思うし、手間を惜しんで出来合いのものを買って結果食費がかさんでしまうのは自業自得だろう。

2008/7/26

[またしてもスイッチOFF]
 休日になると平日の疲れを回復することを身体自身も考えているのか、目覚めは遅いし溜まった家事(主に洗濯)をこなす以外はひたすら寝続けています。このところ殆ど帰宅は21時とかですし、本業が落ち着かないと作品制作に回すだけの気力と体力がないんです。
 連載のストックは完全枯渇でも書く気が起こらないし、早くに眠くなるし・・・。こちらも頭が痛い問題です。7/26 22:00現在で拍手計3回、ありがとうございます。(7/26 記)
 それで終わらないのが晶子の凄いところだ。「どうやって作るのかお見せしますね」と言ってその日の買い物でジャガイモを買って、帰宅してから早速作り出した。ジャガイモの皮をするすると剥いて縦横に小さく切り、鍋に湯を張って茹で始めた。その間に冷蔵庫の野菜入れを見て取り出したニンジンを5mm角位に切って、水洗いしてざるに移して水切りをした。
 ジャガイモが茹で上がった後で別の鍋とざるを取り出し、鍋を下にしてざるを載せ、そこに茹で上がったジャガイモを鍋の湯ごと投入。ざるに残ったジャガイモをボウルに移した後、ジャガイモを茹でた湯が入った鍋を再びコンロに移して、今度はニンジンを茹で始めた。ジャガイモと一緒に茹でない理由を聞こうと思ったが、料理の途中で口を挟むと邪魔になるだろうと思ってそのまま横で見ていた。
 ニンジンを茹でると同時にボウルの中のジャガイモをすりこ木で潰していった。茹で上がった頃を見計らってニンジンをざるに通して水切りをして食器棚から取り出した皿に移してラップで覆い、ジャガイモ潰しに専念した。この段階で晶子の答えが根拠に基づかない推論じゃないことが分かった。ジャガイモの皮を剥いて茹でて更にくまなく潰すのは想像以上に手間がかかると分かった。
 「月曜のお昼のお弁当を楽しみにしていてくださいね」と言ってひたすらジャガイモ潰しをした後、冷蔵庫の野菜入れから取り出したレタスを水洗いして千切り、2人分のサラダ用の器の淵に並べて、中央に潰したジャガイモの一部とラップに覆われていたニンジンを混ぜたものを盛り付け、「おまけ」とて切ったきゅうりを添えて手製ポテトサラダが完成。それは早速その日の昼飯のメニューになった。

雨上がりの午後 第3050回

written by Moonstone

 惣菜コーナーにはポテトサラダが結構並んでいて、買っていく人も多い。買い物に行く途中で晶子に惣菜コーナーでポテトサラダの需要が多い理由を聞いたら、「作るのに手間がかかるからでしょう」と答えた。

2008/7/25

[学生実験との比較]
 引き続き本業で入出力特性の測定と検証でかなり帰宅が遅くなりました。構想していた段取りのとおり進められてはいますが、検証の段階でかなり時間がかかります。PC任せで全部出来るわけじゃないので。
 学生実験の時だと記録した値を方眼紙でグラフ化だったのですが、現在は測定器でデータを記録→USBメモリで取り出す→Excelで計算&グラフ描画と便利且つ綺麗に描けるようになりました。その点では楽出来ます。
 ところが、単純にExcelで指定した列をグラフにすれば良いものばかりではなく、ビット演算を考えた計算式を考案したり、得られた結果は正しいものか検証したりと随分時間がかかります。道具が便利になっただけで実験ですることは変わりないですね。7/25 24:00現在で拍手1回、ありがとうございます。
 自炊をしないことで光熱費の節約と胸を張る一方で、袋や包装が必ずゴミになる。自炊だと食器は洗うことで再利用出来るがジャンクフードやコンビニ食だとそうはいかない。その分ゴミが増える。節約のように見えて実はコストが余計にかかっているからくりが此処にも潜んでいる。
 料理は掃除洗濯と共に生活を営んでいく上で必須の技術だ。昔のように−写真で見たり話で聞いたりしただけで実際の使用例は見たことがないが−料理に竈を使用することで火をおこすことや加減が大変で付きっ切りでということはない。俺とて晶子に教わることでご飯を炊いたり味噌汁を作ったり、雑だが野菜や肉を適当な大きさに切って炒めるという程度の料理は出来るようになった。社会に出るまでに覚えておいて損になることはない。以前は家庭科は中学以降女子のみだったが、生活に必要な技術を身につけることに男女の区別は不要だと思う。男女平等以前の問題だ。

「じゃあ、お母さんはスーパーとかに並んでる料理を見て、これはこれとこれを使えば作れるって分かるの?」
「大体のものは分かるよ。だから買わない。自分で作れるものをわざわざお金を出して買う必要性が見えないから。」
「お母さん凄ーい。」

 めぐみちゃんが感嘆の声を上げる。俺も同感だ。買い物に行くスーパーには惣菜コーナーがあって種類豊富な料理の数々が並んでいる。そこで料理を選ぶ人は男性より女性、しかも主婦と思(おぼ)しき人達が多いし、食材より熱心に選んでいるように見える。だが、晶子は一瞥することはあっても立ち止まることはない。「買う必要はありませんから」という言葉のとおり、自分で作ってみせる。

雨上がりの午後 第3049回

written by Moonstone

 風呂に比べたら料理で使うガスや水道はずっと少量だ。バイト先のような飲食店だと話は違ってくるが、一般の家庭で料理に使われるガスや水道の比重は大したもんじゃない。光熱費の節約と言いつつも意外とその方面には目が向けられなかったりする。

2008/7/24

[思い出す学生実験]
 此処の連載の語り部であり主役である祐司君が散々な目に遭っていた学生実験。私の本業は設計製作が基本ですが、製作した機器が目的の特性を出しているか或いは使うICやら回路基板やらがどんな特性を持っているのか把握する必要があります。
 ある入力電圧に対する出力電圧の特性を知るために、測定環境を整えて大まかに入力値を変えつつ出力値を記録して傾向を掴み(予備実験)、ある範囲を一定の刻みで測定し、結果をPCで計算&グラフ描画という一連の作業をしていて、学生実験を思い出しました。
 結果データシートなどから考えられる使用や特性を満たしていることが分かって一安心。明日以降も手を変え品を変え実験が続きます。助手が欲しくてなりません(切実)。7/24 24:00現在で拍手計5回、ありがとうございます。
 生活苦だから食事がままならないのか食事がままならないから生活苦なのかは「鶏と卵」の話に近いが、空腹だけ満たせば良いという考えで購入するものは、量が多いジャンクフードやスナック菓子、手早く食べられるコンビニ食や冷凍食品に向かう。その時はそれで良いんだろうが、此処に大きな落とし穴があるように思う。
 量が多いことや手早く食べられることの引き換えに、栄養面の問題は勿論のことかなりコストがかさむ。概算でも外食で済ませるより自炊の方が安上がりだと分かる。昼飯は大学以外だと昼間営業の飲食店なら大抵ランチメニューがあるが、生協は必要経費以外の利益は積極的に得ない方針だからあの安さが実現出来るのであって、一般の飲食店だとそうはいかない。土日に晶子と買い物に行くと飲食店の前−スーパーは少ないが紅茶やスーパーにない品を買う時に行く大型小売店には多くのテナントが入っている−を通る時がある。ランチや昼限定のメニューの価格は安くて600円台、標準は7〜800円台で1000円の大台に乗るものも珍しくない。
 安さと速さが売りのジャンクフードや、手早く食べられるコンビニ食や冷凍食品は一見コストが低く見える。だが、晶子と話をしていて、何れも安く見えるだけで、実際に同等のものを自炊するより割高だというからくりが分かった。自炊は食材の購入が必要分だけに抑えられるが、ジャンクフードなどは原価が分からない若しくは計算出来ないようにカモフラージュされている−何とかセットとか−から、極端な表現になるがぼったくりに近い高値で不要な分まで買わされているということだ。
 ジャンクフードなどだとガスや電気を多く使わない、特にガスは殆ど使わないから光熱費が削減出来るというのは初歩的な誤魔化しだ。ガスと水道は立方メートル単位で料金が計算される。1立方メートルは各辺1メートルの立方体。算数で習うと笑われるだろうが、その量がどれほどのものか意外に分かっていないもんだったりする。
 ガス代や水道代を跳ね上げる原因は料理じゃなくて風呂だ。1回で100リットルの湯を湯船に張る。ただこれだけのことだが、湯は自発的に湯にならない。水をガスの火で温めることで生じる。しかもガスの火で温めたら直ぐ反映されるもんじゃない。実測はしていないがかなりのロスが生じている。そうして作られる湯を1回で100リットル、それを一月4週28日で概算するとガス代や水道代がどうなるかは想像出来る。

雨上がりの午後 第3048回

written by Moonstone

 食事をいい加減に済ませることは、生活の基礎の1つをおざなりにするのと同じだ。たかが食事されど食事というのは、晶子に食事を作ってもらうようになって身に染みて分かった。精神的に疲れて−実験は体力もさることながら精神面の強さも必要だ−ようやく一息吐いたり終わってふと空腹を感じたところで、弁当や温かい食事が出されてそれが美味いことがどれだけありがたく、疲れを癒すものか何度も痛感した。

2008/7/23

[やはり多いプリウス]
 スイッチONで本業に取り組み、終業後に原付のガソリン補給に向かおうとしたらガソリンスタンドが営業終了でした(汗)。明朝出勤途中でも寄るつもりです。今まで4リットル入ったためしがないので直ぐ終わるでしょうし。
 私の原付は1リットルで約30km走ります。一方自動車は大抵1リットルで10数km。積載量も原付はせいぜい4リットルくらいなのに対して自動車は数十リットルですから、ガソリン高の昨今では燃料費も洒落にならないでしょう。
 そのせいもあってか、以前にもお話したかもしれませんがプリウスを目にする機会が多くなっています。Webページを見ると燃費は私の原付と同等くらいですから、初期投資が多少高くても長く乗ることを考えての選択なんでしょうか。7/23 23:30現在で拍手1回、ありがとうございます。
 今は収入に余裕があるからたかが10000円くらいと思うだろうが、4年になって卒研が本格化し始めると進捗のためにバイトの回数を減らす可能性も生じる。当然その分は収入減になるから「最盛期」の計算は通用しなくなる。それを見越して贅沢な暮らしをしていると収入と支出のバランスが崩れて大変なことになる。食事を抜くくらいで済めば良いが、世の中には食費に困ってサラ金に手を出したり挙句の果てには犯罪に手を染めたりする人も居るから決して侮れない。
 生活の基礎を表現する言葉の1つに「衣食住」があり、「衣食を足りて礼節を知る」という格言があるように、満足に食べられない状況では考えも荒むし子どもが居てもまともに躾けられないことが多い。食べ物に事欠くような生活でも親が生活のために懸命に働きその様子を子どもが見ていれば、「親が頑張っているんだから自分も我慢しよう」と子どもも自制や自律が出来るようになる。だが、親が遊び呆けて怠惰な生活を惰性で過ごしていて、子どもは作るだけ作って放任主義を気取って面倒を見ないと、大抵子どもは所謂「非行」に始まる犯罪への道を歩むようになる。
 子どもは最初何も知らない。純粋無垢な状態からその子ども固有の人格や性格を形成していく過程で最も関わりが深いのは親だ。その親がまともに子どもを教育出来なければ、子どもが自制や自律を知らないまま欲望だけで突っ走るようになるのは当然だ。その点でも子どもは被害者だし親に重大な責任がある。
 俺も晶子も新聞を購読してないし−新聞勧誘のやくざまがいの強引さやしつこさには辟易するばかりだ−、TVもあまり見ないから大学やバイト先での話を聞くくらいだが、親が子どもを放置して遊びに出かけて子どもが死ぬ事件や無職の親や同居の相手が子どもを虐待して結果殺した事件を耳にする機会が多い。それらに共通するのが「衣食が十分出来ていないのに子どもが居ること」「十分な収入もないのに子どもは居ること(子沢山も含む)」だ。そこから見えるのが、親は空腹を満たせば良いという考えで食事は専らコンビニや冷凍食品、子どもには十分な食事を与えない−これも立派な虐待−ということだ。

雨上がりの午後 第3047回

written by Moonstone

 晶子が弁当を作ってくれるようになったことで、今まで作ってくれた夕飯に加えて昼の食費も浮くようになった。浮いた額は11400円は毎週末の食材購入に充てられるが、実際に使う額は半分くらいだ。

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