2019年5月27日更新 Updated on May 27th,2019
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2019/5/27
[5月じゃなかったか?]
 シャレにならない暑さが続いています。急用で車での外出をしましたが、車内温度が38℃とか。流石に耐えかねて短時間ですが冷房を使いました。車内温度が38℃なんて、7月くらいの風物詩なのに…。風邪気味なのはほぼ治りましたが、この激しい気温差の前に、またやられそうな気がします。今日も大事を取ってこの辺で。
 ホーデン社の悪事の数々は、ついに内部からも漏れ始めた。ホーデン社のカイカクで限界まで搾り取られる下請け企業や、経営陣に異を唱えて冷遇されていた本来の労組に加えて、ホーデン社に内心不満や疑問を感じながらも生活や家族のために我慢していた社員からも、ホーデン社への反旗が翻り始めた。
 ホーデン社と癒着していたA県県警に対しても、怒りの炎は青天井だ。A県県警がホーデン社をまともに取り締まらないのは、まさにホーデン社の専属警備会社であり、それなら警察は不要、民営化しろという意見や、もはやA県県警に治安は任せられないとして自警団結成の宣言も上がっている。
 警察庁はA県県警の本部長への事情聴取に留まらず、ホーデン社本社とA県県警本部の家宅捜索に乗り出した。家宅捜索を行うには裁判所の捜査令状が必要。つまり警察庁はホーデン社とA県県警に重大な容疑があり、もはや看過できるレベルではないと判断したわけだ。ハネ村の騒動が表沙汰になった時点でこうしておけば良かったのにという疑念は消えない。
謎町紀行 第942回
written by Moonstone
 ミニホテルのダイニングは、雰囲気や静かさを重視してかテレビがない。僕とシャルはダイレクト通話が出来る。出された食事を食べて、間に置いたスマートフォンで報道やSNSを見ながら、ダイレクト通話でシャルからの説明を聞く。まだ少し霞がかっている頭に、シャルの澄んだほんのり甘い声は心地良い。
2019/5/26
[まだちょっと風邪気味]
 休日に風邪気味で服薬すると、すぐ眠くなります。断続的に寝て喉の痛みはかなり消えましたが、まだ違和感が残っています。今日大人しくしていれば、多分悪化することはないでしょう。不本意ではありますが、大がかりな業務発表が近いので体調優先です。では、今日もこの辺で…。
 SNSでは猛然とホーデン社批判が沸き起こり、流石にホーデン社から多額の広告料を得ている−広告料金はいざという時の口止め料という側面も持つ−マスコミも無視できず、ホーデン社批判を始めた。メディアとSNSからの総攻撃に対して、ホーデン社は広報を介して「事実関係を確認中」とだけ発表して雲隠れなのはお約束と言うべきか。

『僕が寝てる間にそんなことになってたんだね。』
『ヒロキさんの推理がきっかけで黒幕が露わになっので、あとは私がすべきことだと思って。』

 攻撃とかわすため、尋常じゃないGの連続に襲われたのと強い緊張の連続だったためか、ミニホテルに帰還するところで強い疲労感に襲われた。何とかミニホテルに帰還したけど、そこで安心したのか急に眠くなって、そこから先の記憶がない。目覚めた時傍に居たシャルが−やっぱりワイシャツネグリジェ姿−言うには、やや急ぎ足で部屋に向かい、部屋のドアを開けて中に入ったところで膝から崩れ落ちたらしい。早く寝ようという無意識からの行動だろうか。
謎町紀行 第941回
written by Moonstone
 男性は警察に逮捕・連行されたけど、数々の揺るぎない証拠と、同じく逮捕・連行された外国人の供述から、ホーデン社が2つの県と2つの自治体に跨る壮大な自作自演劇を展開し、あのまま外国人と外国人排斥団体が全面衝突していたら、ホーデン社が漁夫の利を得る形で旧カスプ社工場跡の広大な土地を買い叩くシナリオが完成するところだった。
2019/5/25
[風邪気味]
 昼間は夏としか思えない暑さ、夜は時期なりの気温で20℃くらいの気温差があります。そのせいか週の後半から風邪気味です。服薬で抑え込んでいますが、頭痛と違って喉に来ているので(昔から喉が弱い)、あまり芳しくありません。今日明日と此処のお話は短めにします。
 全面衝突となれば、負傷者は当然出るだろう。死者が出た恐れすらある。だが、そうなれば外国人排斥団体も旧カスプ社工場跡に集められた外国人も、傷害や決闘の罪で警察が一網打尽に出来る大義名分が成り立つ。外国人排斥団体と外国人が消えた旧カスプ社工場跡は、ホーデン社が二束三文で買い叩ける。
 トヨトミ市やココヨ市、そしてA県を牛耳り、ハネ村を吸収合併させようとしたばかりか、他県の自治体に混乱と危険をばらまいた理由は、広大な土地を安く買うため。そこで何をするかは知らないけど、いかに自分の懐を痛めず、一方で無関係の他人は容赦なく踏み躙ってでも目的を、つまりはホーデン社の利益を上げることが目的であることは容易に読み取れる。
 男性は最後っ屁とばかりに、自分の身分証や保険証など、ホーデン社社員、しかも悪名高き渉外担当室員であることを証明するものや、ホーデン社からの指示の数々の証拠をSNSにぶち上げた。一旦注目が集まるカマヤ市の事件の核心の人物が、逮捕直前にぶちまけたホーデン社の悪事を露骨に示す証拠は、あっという間に拡散された。
謎町紀行 第940回
written by Moonstone
 男性の正体はホーデン社の渉外対策室員。言うまでもなく、外国人排斥団体に資金提供していたのもホーデン社の渉外対策室。ホーデン社は、片方で集めた外国人に幹部登用という餌をチラつかせて犯罪に駆り立て、片方で生きるために犯罪に駆り立てられる外国人への憎悪を煽り、全面衝突させる腹積もりだった。
2019/5/24
[久しぶりに新作公開・HTML5移行開始]
 ようやく新作公開と相成りました。此処でもお話しした、Movie Group 1の映像集のHTML5移行がちょっとした目玉です。他グループの作品など(特にPhoto Group 1と2の作品集)と比べると、印象が違うと思います。レイアウトはさほど変わっていませんが、フォントをゴシック体にすると結構印象が違って見えます。
 調べたところ、現行のHTMLバージョンでも表示やSEOには(個人ページでSEO云々はもはや対処不能)ほぼ無関係の模様。ただ、見栄えが変わるとやっぱり気になるものです。時間は相当かかると思いますが、徐々にHTML5+CSS3+UTF-8へ移行していきます。開始がMovie Group 1なのは私自身ちょっと意外です。
 連行される外国人が、口々に「ホーデンが裏切りやがった」「ホーデンは俺達を捨て石にした」などと喚いた。日本語があまり流暢じゃないけど、声は大きいから嫌でも聞こえる。市民が唐突にホーデン社の名前が外国人から飛び出したことに疑問を感じたところに、工場跡で日本人1人が身柄を確保された。
 違う建屋にいた外国人と違い、爆発を起こした建物の中に居たこの日本人は、奇跡的に軽傷で済んだ。この日本人が同じく警察に連行されたけど、その直前にSNSにとんでもない爆弾を放り込んだ。何と「ホーデン社は、旧カスプ社工場跡地を安く買い叩くために、犯罪を犯した外国人を囲い込むよう秘密裏に指示した」というもの。
 SNSの短文だけだと信憑性は薄いが、立て続けに投稿した資料が強烈な内容だった。ホーデン社の渉外対策室から男性宛に、旧カスプ社工場跡地に失業した外国人を集め、共同生活をさせること、ただし、ホーデン社はインフラ関係のみ資金供与し、食料や生活費は外国人自身でどうにかさせろ、と指示するメールだった。
 同時に、外国人には、グローバル社会を生き抜くには、企業を宛にせず、自ら生き抜く時代であること、男性が居る限り最低限の住居と水と電気は確保されるが、そこから先は自己責任で活路を切り開くこと、より積極的に行動した者はホーデン社の幹部に登用すると伝達せよ、とも指示していた。
謎町紀行 第939回
written by Moonstone
 結果、外国人排斥団体の再集結への警戒で、県警本部からの応援がまだ残っていたのもあって、カマヤ市全体が大捕り物の様相を呈し、全員が逮捕・連行された。それだけならカマヤ市の懸案がひとまず解決したとなるけど、それだけじゃ収まらなかった。
2019/5/23
[指の皸、再発]
 最近収束していた、両手薬指の皸のような肌荒れが一気に悪化して、両手薬指がバンドエイドで覆われた状態です。そうしないと曲げるだけでも皮膚が裂けて痛いし、水などが染みて痛いしと、最悪の状態です。指先も皮膚がめくれてキーボードを使いづらいし、本業が順調に増加している中で、精神的にも痛いです。
 原因とされている洗浄用の溶剤を使う際に手袋をしていますが、その手袋から染み込んで指に触れたのがまずかったようです。これまでアレルギーらしいものがなかったのですが、予想外のところで発生したようです。時間のやりくりが難しいのに、また皮膚科に行かないといけないのか…。
 シャルの指示が終わり、「主様」を連行していた職員は、「主様」を引きずっていく。ヒヒイロカネの悪用に関与したら、こちらの世界の人間でも容赦しないようだ。HUDが通常表示に戻り、ナビにはもはや残骸と化した此処旧カスプ社の工場跡を中心にしたルートが表示される。どうやらオオヤマ高原のミニホテルの方に戻るようだ。

「…「主様」の背後関係が分かりました。」
「その様子だと、『主様』に力を与えたのは手配犯じゃないんだね?」
「はい。すべてホーデン社の自作自演です。」
「?!」

 その日の深夜からSNSやオンラインニュースが大騒ぎになった。カマヤ市の旧カスプ社工場跡で大規模な水素爆発が発生し、敷地内に居た外国人が一斉に町に出た。相手は犯罪を犯して逃げ込んだ外国人だから、カマヤ市は本来閉鎖されている筈の工場跡の大爆発もあって、一斉に警察や消防に通報した。
謎町紀行 第938回
written by Moonstone
「分かりました。周辺環境の整備完了後、SMSAへ帰還してください。」
「了解しました。」

2019/5/22
[難関となり得るケーブル]
 本業で近日行う試作回路の評価に向けての準備を進めています。その1つがケーブル作成。ケーブル作成は時々あって、10本以上の芯線があるケーブルもそれなりの数をこなして来ています。このケーブル作成は時に実験結果を大きく左右することすらある、地味ながら慎重な作業が必要なものです。
 ケーブルの接続がまずいと、出力が出たり出なかったりする、極めて厄介なバグを引き起こします。コネクタ内部の出来事なので、見た目には全く分からず、発見に至るまでに物凄い苦労をする羽目になることもあります。ショートの危険も勿論重大ですが、再現性がないバグの原因にならないよう、慎重に作る以外ありません。
 男性の頭に太い血管のようなものが幾つも浮かび上がり、「主様」は目と口を開けたまま頭を前後左右に振られる。恐らくシャル本体を狙った窃盗団のように、脳神経系に直接ケーブルを接続して、必要な情報の捜索と収集をしてるんだろう。時に脳みその奥まで突っ込まれて。同情はしないけど、なかなかえぐい。

「・・・そういうことでしたか。」

 シャルは怒りに満ちた、それでいて静かな声で呟く。ケーブルが「主様」から離れてシャル本体に収納−吸収というべきか−される。「主様」は目と口を開いたまま、全身の骨が抜かれたようにぐったりする。情報を引き出したから薬剤を投与したんだろう。これまたえぐい。

「SMSAに通告。敷地内の外国人の拘束を緩和します。全員拘束し、私が指定する処置を行ってください。」
「了解しました。」
「シャル様。この男性はどうしますか?」
「同じく、私が指定する処置を行ってください。…私とヒロキさんは敷地から出ます。経路の環境は?」
「危険はすべて排除しました。安心して帰還いただけます。」

謎町紀行 第937回
written by Moonstone

「うがっ!」
「手間を取らされた後での尋問は面倒なので、こうします。」

2019/5/21
[業務発表準備中]
 最近、本業関係の発表機会が格段に増えています。来月にも発表を控えていて(そういえばシャットダウン日程の告知がまだだ)、連載のストックを上積みしたのち、発表準備をしています。必要なデータは揃っていますし、図面も多少の改造で使えるので、「見せる」配置や色を考えながら作っていくのが主体になります。
 この「見せる」工夫は、これまでの経験の蓄積ではありますが、このまま門外不出のものにするつもりはありません。そもそもそんな大層なものではないですし、もっと洗練・向上していく必要があります。本業の専門分野そのものではないですが、今後のことも考えて伸ばしていくべきスキルでしょう。

「シャル様。建造物中枢部で身柄を確保した男性は、データ照合の結果、こちらの世界の存在であることが分かりました。」
「分かりました。男性はこちらへ連行願います。」
「了解しました。」

 シャルとSMSAのやり取りの後、制服姿の屈強な男性2名が、両腕を後ろに回されて光のリングのようなもので拘束された男性を連行してくる。彼が「主様」か。あれだけのミサイル攻撃を食らったのに、服が多少破れて若干負傷した程度で済んだのが不思議だ。ヒヒイロカネの防御壁に守られていたんだろうか?

「な、何者だ?お前たち…。」
「答える義務はありません。情報を引き出します。」

 背筋が凍るようなシャルの声に続いて、シャル本体からケーブルが飛び出して「主様」の頭に突き刺さる。血こそ出ないが、かなりの勢いだ。痛みはあるだろう。
謎町紀行 第936回
written by Moonstone
 そこに大きな闇の真相が隠れてそうな気がする。身柄を確保された「主様」ももしかしたら知らない、とんでもなく深く、そして腐った深層があるんじゃないか、って疑惑がどんどん膨らんでくる。そう思わせるだけの経緯がこれまでの旅の中であった。
2019/5/20
[出来るのは当分先]
 昨日付でお話ししたアイスバインの調理時間は、漬け込みと煮込みがそれぞれ10時間ではなく、漬け込みが10日間程度で煮込みが3時間程度でした。煮込み時間は短くなりましたが(3時間は長い方ではある)、漬け込みは逆に延びました。漬け込みが終わるのは次の土曜日が最短です(1週間でも良いそうな)。
 煮込み料理で、出来てから祖熱を取って一晩冷蔵庫で寝かせるのはよくある手法ですが、これほど長い漬け込み時間を必要とするのは初めてです。漬け込む先が塩水なのもあってか、昨日見た限りでは全く変化なし。時間と根気の勝負です。通販する場合要予約とある理由がよく分かります。
 カマヤ市に限ったことじゃないけど、夏の気温はどんどん上昇してる。昔は30℃超えで猛暑日とか言ってたけど、今は40℃近くに達することが珍しくない。10℃の差は体感でもかなり大きい。昔の感覚で直射日光の下で激しい運動をすれば、熱中症になる危険は高い。
 一方で、工場などで使われる鉄筋コンクリートは密閉構造になりやすい。冬はそれで多少寒さが和らぐ時もあるけど、夏は厳しい。よく「熱中症は屋外だけでなく屋内でもなる」と言われるけど、熱がこもる鉄筋コンクリートの屋内は、実は熱中症の危険が高い。そんな環境で空調もなく、水もない生活を強いてたら、外国人が暴動を起こすだろう。外国人は日本人みたいに我慢や忍耐を美徳としない。
 それに加えて、水素製造は特別な設備が必要だ。今でこそ水素は電気分解で低コストで作れるようになってるけど、電気分解だから電気がないとどうにもならない。そして水素が生成される時は気体だから、液化するために圧縮機が必要で、これも電気がないと稼働できない。水素製造と貯蔵には電気が必須だ。
 この施設にどれだけ外国人が囲い込まれていたか、正確な数は分からない。だけど、少なくとも100人はくだらない数の外国人を寝起きさせ、熱中症や凍死、そして暴動による崩壊なく維持するには、最低限電気ガス水道といったインフラが必要不可欠。それは誰がどうやって維持していたのか?つまり、料金を払っていたのか?
謎町紀行 第935回
written by Moonstone
「ちょ、ちょっと待って。この施設はカスプ社から買収した外資系企業が廃止してから、放棄されてたんだよね?」
「はい。」
「なのに、どうして外国人が寝起きしたり、水素製造に必要な電気ガス水道が生きてるの?」
「!そういえば確かに…。」

2019/5/19
[漫画から得る料理ネタ]
 スイッチがOFFになったように睡眠を貪っています。どのみち外出の用事もない&本業関係ですることがあるので、基本は「寝たい時は寝る」として、時間がかかる料理や初めて作る料理を手掛けています。今回はアイスバイン。豚すね肉(今回はばら肉ブロック)を塩水に漬けて煮込むドイツ料理です。
 キャプションにもあるとおり、知ったきっかけは漫画。ドイツ料理=ソーセージとジャガイモ+ビールという印象があったので、興味がわいて作ることにしました。物凄く時間がかかるので(漬け込みと煮込みがそれぞれ10時間!)出来上がりを見るのは今日の夕方頃。上手く出来ると良いな(遠い目)。
 シャルは「要塞」近くに本体を移動させる。充填のケーブルはないのにどうやって?…何のことはない。シャル本体が充填ケーブルを創造して、直接地面に挿し込む。少ししてコックピットに「Filling」というメッセージとアイコンが表示されて、水素の充填が開始されたことが分かる。…凄い。

「水素の貯蔵量は、充填開始時点で1307.645キロリットル。この世界の水素スタンド基準の約40倍の貯蔵量です。」
「そんなに貯蔵できたんだ。」
「貯蔵だけなら一定面積の土地があれば出来ないことはないでしょう。問題は設備です。」

 HUDの表示が、まだ煙が燻る「要塞」から切り替わる。…え?これが地下の貯蔵庫?否、液体水素製造設備?

「水素をこの地下で製造してた?」
「はい。地上の施設は要塞中枢部と、外国人が寝起きしていたと見られる旧カスプ社の社屋や倉庫を除いて放棄されていましたが、地下の水素製造施設は稼働中でした。」

謎町紀行 第934回
written by Moonstone

「水素を、地下の水素タンクから補充します。」

2019/5/18
[続・PCトラブル]
 本業でPCトラブル解決要員として駆り出される機会が連続すると、何か更新パッチが悪さをしたかと勘繰ってしまいます。今日もスクランブルで対策を試みましたが、PCが古くてドライバの更新が出来ないという結論に行きつきました。PCの更新は今年幾つか必要ですが、それに+1されるでしょう。
 私のように本業で「不具合が出たら自分で調べて何とかしろ」が暗黙の了解になっている開発環境を相手にしていると否応なしに解決せざるを得ませんが、ドライバの不具合や更新は、PCをWebブラウザとメール+文書くらいの使用だと分からないものです。PCはやはり家電製品にはなれなさそうです。

「周辺環境の危険レベルの完全低下を確認しました。光学迷彩を解除します。」
「鎮圧できたみたいだね。」
「ヒロキさんが考えるとおり、これだけの装備を1人で実現できたとは考えづらいです。組織的な関与の疑いを持たざるを得ません。」
「『主様』への事情聴取は、SMSAがするの?」
「はい。この世界の住人であった場合、関係者の記憶を全消去します。」
「『主様』はSMSAに任せるとして、『要塞』に点在するヒヒイロカネを回収しないといけないね。『要塞』中枢部にヒヒイロカネの反応はある?」
「はい。『主様』を収容していたシェルターと思しき物体の残骸の他、ミサイル発射施設など多数です。」

 まさにヒヒイロカネで出来た要塞で、「主様」はこの要塞に鎮座していた。誰から、何のために、こんな大がかりなものをこしらえたのか。謎が解けるのはSMSAの尋問次第だ。少しでも手配犯に迫れる情報が得られれば良いんだけど。
謎町紀行 第933回
written by Moonstone
 しかも今回は、大型ミサイルに加えて爆撃機部隊まで用意していた。どちらもシャルがこれまで、或いは今回使用したものと同じようなものだ。人格OSを搭載しないとプレーンという、言ってみればただの金属の塊でしかないというヒヒイロカネを、この世界の軍隊を一捻りできるくらいの「機能する戦力」にするのは、1人で出来る範囲を超えている。
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