名探偵コナン Side Story

When a boy loves a woman...

〜2005年「光哀の日」企画参加作品〜

written by Moonstone

 春色が木々に、町に、そして人々に着実に広がり行く季節。
米花町に住む一人の少年−円谷光彦は、母のお使いの帰り道を一人歩いていた。
ここ数日うららかな陽気が続いたこともあって、マフラーを外出着から外すことに躊躇いはなかった。
試しにジャンパーも薄手のものに替えてみて、外に出た当初こそ少し肌寒いかなと思ったものの、外気に馴染むうちにその選択は正しかったと思うようになった。
 学校は春分の日、つまり祝日で休み。普段なら学校に居る平日の太陽が高い時間帯に外出した光彦は、町の風景をゆるりと眺めていた。
剥き出しだった街路樹の枝には、明るい緑の若葉がちらほら姿を現している。
鳥達の囀(さえず)りも、柔らかい空気を楽しんでいるように聞こえる。
普段でも学校の行き帰りや遊びに行く時などに目にする光景である筈だが、今日目に入って来る光景は、どれも光彦には新鮮に感じられる。
思えば、普段は少年探偵団の面々−江戸川コナン、小嶋元太、吉田歩美との時間に夢中になっているから、街路樹がどうとか考えている余裕はない。
勿論少年探偵団の一員として過ごす時間は楽しい。時に事件に遭遇したり、巻き込まれたりすることもあるが、仲間が居ることは心強い。

そう言えば・・・。

 少年探偵団の面々に続いて、光彦の脳裏に一人の少女の顔が浮かぶ。
赤みがかった茶色の髪と、同じ小学生とは思えないほどの博識を有し、「君」「ちゃん」で呼び合うクラスの中でただ一人「さん」付けで呼ばれるその少女。
容易に人を近づけない雰囲気を身に纏っているその少女−灰原哀は、さり気なく少年探偵団と行動を共にし、事件ではやはりさり気なくその博識を披露する。
事件を解決するのはコナンが主だ。しかし、灰原が要所要所でさり気なく見せる言動が、コナンの推理に大きく寄与していることを光彦は知っている。
 以前から、少年探偵団の一員である歩美には好意を抱いていた。そして、歩美の目の輝きが、コナンと自分や元太とでは明らかに違うことも知っていた。
歩美に抱いた気持ちが恋であると、光彦は前から悟っていた。それ故に、歩美が目を輝かせる相手であるコナンにライバル心を抱いてもいた。
だが、その後現れた茶色の髪の少女、灰原にも恋心を抱くようになっていたことに、光彦は気付いていた。
 歩美の場合は、まず「可愛い」という印象から芽生え、歩美がコナンを意識しているという「肥料」で恋心として大きくなったと思う。
対して灰原の場合は、印象からして違うと思う。
確かに見た目は「可愛い」と言うに遜色ないものだ。しかし、歩美やクラスの女の子とは明らかに雰囲気が違う。
「ちゃん」と呼ぶのが憚(はばか)られる、容易に近づけない雰囲気だからこそ、少年探偵団以外の全員が彼女を「さん」付けで呼ばせるのだろう。
 光彦は、灰原が目を細めて笑ったことを殆ど見たことがない。歩美やクラスの女の子が当たり前のように見せる笑顔を、灰原は滅多に見せない。
笑うにしてもその殆どは、それが自分の予想どおりに起こったりすることで生じる薄い笑み。そしてその笑みは、時々どこか寂しげで、悲しげでさえもある。

灰原さんはどうして楽しそうに笑わないんだろう?
灰原さんは、今が楽しくないんだろうか?

 光彦は時々そんなことを思っている。
灰原が阿笠博士と同居していることは知っている。元太や歩美と共に博士の家に遊びに行き、夜遅くまでゲームに興じたりもする。
だが、灰原がその輪に加わったことはない。一人悠然とリビングでTVを見たり、カタログを見たりしている。
声をかけようと思ったことはある。だがその度に、私に声をかけないで、と言われているような気がする。
 それに、灰原と博士が実の親子ではないことは何となく分かっているが、両親は何処に居るのか、どうして両親と離れて博士と暮らしているのかなど、
灰原の私生活に関する詳細は何一つ分からない。尋ねようにも尋ねられない、否、尋ねさせない雰囲気を灰原は漂わせている。
そんなミステリアスなところも惹かれる要因の一つだろう。だが、惹かれるが故に知りたいと思うのもまた事実。
光彦は灰原を思い浮かべながら、時に車が行き交う静かな住宅街を歩く。

「あ・・・。」

 家が近くなって来た曲がり角に差し掛かったところで、光彦は思わず驚きの声を上げる。
視線を彷徨わせていた際に偶然目に入った脇道。その先に見える梅の花。
その花を眺めている茶色の髪の少女は、紛れもなく灰原哀その人だ。
光彦は引き寄せられるように脇道に入り、無意識に歩を慎重に進めて灰原に歩み寄る。
知らない仲ではないのだから、気軽に近づいても良い筈だ。だが、慎重に近づかないと、飛び去ってしまうように感じられるのだ。

まるで、梅の開花を告げる鶯(うぐいす)のように。

 梅の花を眺める灰原の横顔は、無表情と言ってしまえばそれまでだ。しかし、それだけでは片付けたくない何かを光彦に感じさせる。
光彦は、建物の陰に身を潜めて灰原を見詰める。声をかけようにも喉から出て来ない。
声をかけたら飛び去ってしまう、というある種の警戒感が光彦をそうさせるのだ。
梅の花を眺める灰原の口元に、薄い笑みが浮かぶ。
歩美やクラスの女の子からは感じられない雰囲気を醸し出すこの笑みを消したくない、という思いが、光彦から言葉を奪い去る。
 灰原が徐に光彦の方を向く。光彦は視線から逃れるべく反射的に身を潜めようとする。
しかし、光彦でなくても気配を殺すことは容易ではない。光彦はわたわたして結果として自身の存在をアピールしてしまう。
光彦と灰原の視線が向かい合った。光彦は仰け反った姿勢のままその場で硬直する。
声を出したら、動いたら飛び去ってしまう、という光彦の切迫感とは裏腹に、灰原は動じた様子も見せずに口を開く。

「あら、円谷君。そんなところで何してるの?」
「あ、い、いや、その・・・。」
「お使いの帰りね?」
「ど、どうして分かるんですか?」
「その手にぶら下げているレジ袋を見れば、誰でも分かるわよ。」

 灰原の方から声をかけられたことですっかり動揺してしまった光彦に対し、灰原は淡々と言葉を紡ぐ。

「は、灰原さんはどうして此処に?」
「博士から、此処の梅の花は綺麗だから見に行ったらどうか、って言われてね。」
「そ、そうですか・・・。」
「別に取って食おうなんて考えちゃいないわ。こそこそしてないで、こっちに来たら?」

 自分の心を見透かすかのような言葉に続いて、冷たいとも言える誘いの言葉が灰原から投げかけられる。
灰原から誘われることに意外感を感じずにはいられないが、立ち去ったりしたら印象を悪くしてしまう、と思った光彦は、姿勢を戻して灰原に歩み寄る。
灰原が居た場所は公民館の裏手で、花を満開にした梅の木が何本も並ぶ、少し早い花見にはうってつけの場所だ。
元々人通りが少ない脇道を入ったところにあるせいもあってか、外出には絶好の陽気と見事な光景にもかかわらず、その場には光彦と灰原しか居ない。
 期せずして二人きりになったことに胸を高鳴らせる光彦に対し、灰原は表情を変えない。
灰原にかける第一声を見出せない光彦は、梅の花を見上げて声を上げる。

「凄く綺麗ですねー。」
「そうね。」

 自分でも少しわざとらしいかと思った光彦の第一声を、灰原はさらりと受け流す。
光彦は言葉に詰まってしまう。会話の糸口が掴めないのだ。
 コナンや歩美や元太と居る時なら、ゲームやサッカーの話題を持ち出せる。だが、灰原と二人きりの今はそれらを持ち出すのが憚られる。
ゲームにはまるで興味がないようだし、サッカーにしても比護選手のファンらしいとは知っているが、比護選手に詳しくないから話題には出来ない。
気まずいこの雰囲気をどうすれば良いか、と必死で思案を巡らせる光彦に対し、灰原はやはり見透かしたような薄い笑みを浮かべる。

「話は無理矢理しようとするものじゃないわ。無理に手を伸ばしても、取り繕った誘いの手は、相手を遠ざけるだけ。」
「・・・。」
「私が一人でこんな人気のない場所に居るのが、貴方には意外に思えたんでしょうね。だから、貴方は私の様子を窺おうとした。・・・そんなところかしら?」
「・・・。」
「私も花を眺めるのよ。偶にだけどね。」

 言葉が出ない光彦に対し、灰原は相変わらず光彦の心を見透かしたような推測を交えた言葉を淡々と続ける。

「今年も梅の花を見られた。だけど来年は見られないかもしれない。そう思うと、今見られるものを見ておこうっていう気になるのよ。ま、博士が教えて
くれるまでこの場所を知らなかったんだし、知らないままで終わるのもそれはそれで仕方ないけどね・・・。」
「・・・どうして・・・そんなこと言うんですか?」
「え?」
「どうして、来年は梅の花を見られないかもしれないなんて、そんな悲しいこと言うんですか?」

 光彦は沸きあがって来た感情を率直に言葉に反映させる。
それが灰原との会話になったことは、偶然と言うべきか皮肉と言うべきか。

「僕だって、此処にこんなにいっぱい梅の花が咲いてるなんて知りませんでした。でも、今年は見られなくても来年までに見つけるかもしれません。
灰原さんのように、誰かに教えてもらえるかもしれません。だから・・・、来年はもう見られないなんてことはないと思います。」
「・・・。」
「なのにどうして灰原さんは、そんな悲しいこと言うんですか?来年は見られないかもしれないなんて・・・悲しいこと言わないでください!」
「・・・何時死ぬか分からない。明日にでも私は消えてなくなるかもしれない。・・・それじゃ、答えにならない?」
「なりません!」

 刹那的な灰原の問いに、光彦は心に垂れ込めて来た悲しい未来の想像を振り払うべく、力を込めて否定する。
肩で息をし始めた光彦に対し、灰原は薄い笑みを浮かべる。何処か寂しげで悲しげで、そして儚げな笑みを。
灰原がどうしてそんな笑い方しかしないのか疑問でならない光彦だが、それを問い質す適切な言葉が見出せない。
 二人が佇む梅の園を、一陣の微風が吹き抜ける。
その風は、灰原の茶色の髪を前にふわりと靡(なび)かせる。肩に掛かった髪を灰原はさっとかき上げる。
緊迫した場でさり気なく見せた灰原の仕草に、光彦は感情の高ぶりが緩やかに静まっていくのを感じる。
それと入れ替わるように気恥ずかしさが膨らんで来た光彦は、そわそわした素振りを見せてから慌ててぺこりと頭を下げる。

「す、すみませんでした。つい感情的になってしまって・・・。」
「謝らなくても良いわ。小学生が明日の自分を不確定的要素として表現することに動揺しない方が不思議だから。」

 貴方も小学生じゃないですか、という言葉を光彦はぐっと飲み込む。そうせざるを得ない雰囲気を灰原は漂わせている。

「でもね、円谷君。この世には来年に希望を託せない人だって居るのよ。」
「灰原さんも・・・そうなんですか?」
「そうね・・・。来年に希望を託せない身なのに、心の何処かで託そうともがいている・・・。私の場合はそんなところ。」
「・・・僕は・・・灰原さんに来年もこの梅の花を見て欲しいです。」

 自嘲さえ篭ってきた灰原に対し、光彦は懸命に光を提供しようと、それが出来なくても光のある方向を指し示そうとする。
灰原は無言で光彦を見詰める。その視線に次の言葉の要求を感じた光彦は、頭をフル回転させて言葉を探しては口から押し出す。

「灰原さんは・・・、きっと来年も・・・この梅の花を見られると思います。いえ、見られます。・・・僕が・・・見られるように・・・してみせます。」
「私に未来を保障しようというのは、貴方には荷が重過ぎるわ。」
「ど、どういうことですか?」
「その問いに私が答える前提として、貴方に聞いておきたいことがあるの。」
「僕に・・・ですか?」

 思いがけない条件の提示に当惑する光彦。笑みを消した灰原の表情は、切実さを感じさせる。

「私と吉田さん。貴方はどちらに心を寄せようとしているの?」
「え・・・。」
「両手に花、なんて考えは少なくとも私には通用しないわよ。」

 灰原は見抜いていたのだ。光彦が自分にも、そして歩美にも恋心を抱いている、と。
私に未来を保障するなら私だけ見詰めて。その程度の決心も出来ないような半端な気持ちを私に向けないで頂戴。
灰原の言葉と瞳からそんな切迫感の篭った意思を感じ取った光彦は、緊張で生唾を飲み込む。
 灰原が誰にも過去と現在を明かさないのは、それを背負えるだけの力量や人間的器がないと見切っているからなのだろう。
コナンと時に謎めいた会話をしているのは、コナンになら自分を託せるかもしれないと期待を抱いているからなのだろう。
それを当人が意識しているかどうかは分からない。だが、自分の前にまたしてもコナンという壁が立ちはだかったことには違いない。
コナンに対するライバル心が俄かに燃え上がった光彦は、焦点を目の前に居る人物、灰原に絞り込む。

「僕は・・・、灰原さん、貴方だけを好きで居ます。」
「そう・・・。その言葉に嘘はない?」
「も、勿論です!」

 灰原の念押しに、光彦は歩美に対する未練のような気持ちを断ち切るべく強く言い切る。
少しの沈黙の時間が流れた後、灰原が表情を変えずに口を開く。

「私が自分を語らないのは、私が背負うものがあまりにも大き過ぎて重過ぎるから・・・。自分を語ることは、語る相手に自らを委ねるということ。
私を委ねたら、きっと相手は私が背負うもので押し潰されてしまう。だから、私はそれを私一人で背負っていくつもり・・・。これまでも、そして、これからもね。」
「・・・。」
「好きだ惚れたを口にするのは、慣れてしまえばそう難しいことじゃないでしょうね。それを日常会話の構成要素として軽々しく使う輩も現に居るくらいだから。」
「・・・。」
「だけどね・・・。人を本当に好きになるっていうことは、その人が背負っているもの全てを背負う覚悟が必要なのよ。その人の全てを背負えなけければ、
その人が本当に自分を頼って来た時が・・・崩壊の序曲になるのよ。後に残るのは・・・、決して復旧出来ない、冷たい雨が降り注ぐだけの廃墟。」
「・・・。」
「円谷君。貴方は私が背負っているものを全て背負える?」

 灰原から投げかけられた問いの重さだけで、光彦は押し潰されそうになるのを感じる。
小学生の自分では想像も出来ないようなものを灰原は背負っている。だから、その重みで他人を潰さないように、時に突き放すような態度を取るのだろう。
いざとなったら、自分だけひっそりと跡形もなく消えることで、他人に自分の背負うもの一切の重みも痕跡も残さないように。
自分が居ないことが当たり前となることを良しとする悲壮な決意を、灰原はその胸の奥に秘めているのだ。
 言葉を出せない光彦を前に、灰原は願っていた。自分に想いを寄せないで、と。
心ならずも自分は、本来なら自分が作り出した薬で抹殺されていた筈だったコナン、工藤新一に何時しか心を惹かれていた。
だが、新一が抱える毛利蘭への想いの重み、そして毛利蘭が抱える新一への想いの重みを知り、そこに自分を委ねることが出来ないで居る。
何時か必ず蘭の元に帰ると誓う新一と、何時か新一が帰って来ると信じる蘭の向かい合う心に、自分が委ねる余地を見出せないのだ。
灰原は新一への想いを心の奥底に封印し、何時襲い掛かるかもしれない危機に備えるつもりだった。
 そんな折に気付いた、気付いてしまった光彦の自分への気持ち。
自分の抱えるものはあまりにも大き過ぎて重過ぎる。それを本物の小学生である光彦に背負ってくれなどととても言えない。
だから灰原は、光彦が自分を諦めて手を引いてくれることを願う。
それが灰原の優しさなのだ。感情を表現することに不慣れな、不器用な灰原なりの、誰にも気付かれることはないであろう優しさ。
表情に決して表れない気持ちを抱く灰原の前で、光彦は真剣さを前面に出して言う。

「背負うことは・・・出来ないかもしれません・・・。」
「そう。だったら・・・」
「でも・・・、分かち合うことなら・・・出来ると思います。」

 自分のことは諦めて頂戴、という自分の言葉を遮った光彦の言葉に、灰原は目を見開く。

「灰原さん・・・。一人で何もかも出来るなんて・・・、何もかもしようなんて思わない方が・・・良いと思います。人間は・・・一人では生きていけないんですから・・・。」
「・・・。」
「僕は・・・、灰原さんが背負っているものがどのくらいのものか、想像も出来ません・・・。僕に、灰原さんの背負うものを背負うだけの力があるかどうかは
分かりません・・・。知って初めてその大きさと重さに圧倒されるかもしれません・・・。それじゃ遅いかもしれません・・・。ですけど・・・、分かち合えば・・・
半分で済みますよね?ほら、一人では給食の鍋を運ぶのも大変ですけど、二人でなら持てるじゃないですか。そんな風に・・・分かち合えば・・・良いと思うんです・・・。」

 搾り出すように光彦が言った後、再び梅の園を微風が通り抜ける。
今度は後ろにたなびいた茶色の髪が元の位置に戻るだけの時間をかけて、灰原に薄い笑みが浮かぶ。
今度の笑みは寂しげでも悲しげでも儚げでもない。一人で全てを背負い込むべきものと思い込んでいた灰原の心模様の変化を反映したものだ。

「貴方の言うとおりかもしれないわね・・・。確かに一人なら背負いきれないものでも、二人でなら背負えるかもしれない・・・。」
「灰原さん・・・。」
「私が背負っているものを分かち合えるだけの相手になっておいて頂戴。」
「は、はい!」

 光彦は快活に返事をする。その顔はいたって明るい。
灰原に認められ、チャンスを与えられた。そのチャンスを生かして灰原に相応しい存在になろうと、光彦は意気込む。
そんな純粋な思いを自分に向ける光彦を、灰原はこれまでより確かに頼もしく思える。
 光彦と灰原が向かい合う第一歩が、密かに咲き誇る梅園の一角で刻まれた。
この先どうなるかは、光彦にも灰原にも分からない。だが、そんな危うい可能性を信じてみよう、と思える自分に灰原は気付き、こそばゆく感じる。

春色が木々に、町に、そして人々に着実に広がり行く季節。
光彦と灰原の心が同じ春色で彩られる日々は、意外に近いのかもしれない・・・。


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