カードキャプターさくら Side Story

CCさくら ショートコント

その24 −朗々と響くその歌声は−

written by Moonstone

〜コミックス第9巻p140以降を先にお読みください〜

 クロウの気配を感じたさくらは、知世と小狼、そしてケロちゃんと共に学校へ赴いた。
気配を辿って自分の教室に入った一行は、教室のドアが廊下ではなく、まったく違うところに繋がっている珍現象に遭遇した。
美術室から音楽室に入っていくところをドアの向こうから撮影していた知世。その時ドアがひとりでに閉まってしまった。
慌ててさくら達がドアを開けてみるも、ドアを開けた先は廊下。知世が行方不明になってしまった。
 廊下に出たさくら達は、対策を考える。
今は、何の力もない知世を無事救出することが先決だ。

「学校全部の扉を順番に開けていってもだめだよね。」
「つながっとる場所に法則性はないみたいやしな。」
「ひとつの扉を何回開けても、美術室がいつ出てくるかはわからない。」
「知世に魔力はないさかい、それを感知して探すこともできんしなぁ。」

 これまでの経緯から考えられる対策がひととおり出たところで、さくらは徐にカードを取り出す。

「使えそうなカードはないし・・・。」

 確かに、人の居場所を探すために使えそうなカードはない。

「小僧は人探しの魔法とか修得しとらんのか?」
「何か本人が残したものがあればできるが・・・。」
「あ!」

 小狼の言葉で、さくらは何か閃いたらしい。

「教室に知世ちゃんの置き傘が!」
「って、教室に戻れるんやったら美術室にも行けるがな。」

 さくらの提案を退けたケロちゃんは、ポーズを目まぐるしく変えながら考える。

「あかんー!ずtっと考えてんのになんも浮かばんー!!」

 小狼の表情も真剣で、さくらに至っては不安やるかたない、と言った様子だ。

『知世ちゃん、一人でこわい思いしてるかもしれない。早く見つけなきゃ。でも、どうやって?!』

 杖を握って考えていたさくらの耳に、誰かの歌声が流れ込んでくる。
廊下を流れ階段を伝って来るその歌声に、さくらは目を閉じて聞き入る。

『知世ちゃんの声?!』

 間違いない。その歌声は知世のものだ。しかもその曲は・・・。

六甲お○し(汗)

 やけに気合が入っている歌声に、さくらと小狼の目が点になる一方、ケロちゃんは心が躍動するのを感じる(笑)。

「これや!これこそ関西人の魂の歌や!何時聞いても心に染みるなぁ〜!」(感動)
「そ、そんなものなのか?」(汗)
「と、知世ちゃんがどうして六甲お○しを?」(汗)
「知世!待っとれや!ワシらが探すまで、そのまま気合入れて歌えや!」(燃)

 気合入りまくりのケロちゃんに対し、さくらと小狼は嫌な汗が流れるのを押さえられない。
その後、さくらが「影」のカードで居場所を突き止めるまで、六甲お○しが友枝小学校にこだましたと言う(汗)。
更にその後、知世とケロちゃんとの間に必要以上に固い絆が結ばれたらしい(汗)。

知世の声と六甲お○しは、もの凄く違和感あるぞ(^^;)。


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