カードキャプターさくら Side Story

CCさくら ショートコント

その13 −美人教師は罪作り−

written by Moonstone

〜コミックス第3巻p163以降を先にお読みください〜

 ある日の友枝小学校4年1組のホームルーム。
教壇の前に立った担任の寺田が、開口一番生徒にとって重大な発表をする。

「算数の堤先生が長いお休みをとられることになった。」

 教室に「え〜っ」という声が響く。合掌のようによく揃っている。
寺田は教室の前のドアを見ながら言う。

「で、きょうから新しい先生がみんなに算数を教えてくれるぞ。どうぞ。」

 寺田の言葉を受けてドアが開き、ハイヒールを履いた足が入ってくる。
姿を現したのは超絶美人教師と名高い観月歌帆である。

「観月歌帆です。」

 長い髪をリボンで束ねたスーツ姿の歌帆が名乗る。
さくらは驚きを露にする。
昨日出会い頭にぶつかり、謎めいた言葉を残していったすっごく、すっごく!すっごく!きれいな人!その人だったからだ。
歌帆が教壇の前に立って微笑む。教室が歓声でいっぱいになる。
「きれいー」「びじんー」という声も飛ぶ。当然ではあるが

「きれいな先生ですわね。」

 知世が隣のさくらに耳打ちする。当然ではあるが
その時、さくらの後ろの小狼が表情を険しくする。

「この先生・・・。」

 どうしたのか、と思ってさくらが振り向くと、小狼は言う。

「ごっつぅ、俺の好みのタイプや。」(ぽっ)

 さくらの目が点になる。そして何処からともなく「ひゅ〜っ」と一陣の寒い風が吹き抜けていく。
どういうわけかいきなり関西弁が混じった小狼は、頬を赤らめつつ真剣な表情で力説する。

「長い髪。上品な語り口。スタイルの良さ。どれをとっても最高や。」
「り、李君?」(汗)
「お、俺、あの先生と結婚したい。」(ぽっ)

 完全に関西弁に変わった小狼の口から無理からぬ願望が飛び出す。
当然ではあるが、歌帆は筆者のものだ。君はシナリオどおりにさくらを追っかけなさい。
もっとも、そのシナリオは認めんという人も居るだろうし・・・。ま、小狼のことなどどうでも良いか(投げやり)。
ま、兎も角、4年1組の算数担任は歌帆になったのであった。

あ〜、私も歌帆に授業して欲しかったなぁ〜(*^^*)。


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