written by Moonstone
〜コミックス第5巻p87以降を先にお読みください〜
友枝小学校の学芸会で4年1組が演ずる「眠れる森の美女」。『この気配・・・。』
ケロちゃんはただならぬ気配を感じる。「大道寺さん。本当に上手ね。ナレーション。」
「ありがとうございます。」
「出てきて。お話があるの。」
ケロちゃんはぎくっとして台本の陰から見えないようにしつつ、気配を殺すように努める。「観月先生。ここにはわたししかいませんわ。」
「女の子はね。」
「台本の後ろにすっごく強い力を持った子がいるよね。」
歌帆の言葉を聞いたケロちゃんは、真剣そのものの表情で台本の陰から姿を現す。「ケロちゃん!」
驚く知世とは対照的に、ケロちゃんは真剣な表情で言う。「隠しても無駄や。」
歌帆は笑みを浮かべたままケロちゃんを見る。「このオバハン、とっくにわいに気づいとる。」
ケロちゃんの言葉を受けて、歌帆はすたすたとケロちゃんの下に歩み寄り、両手でその首を締めにかかる。「誰がオバハンですって?」
歌帆は微笑みを崩さないが、そのこめかみにはぶっとい青筋が浮かんでいる(笑)。女性を安易におばさん呼ばわりするのは注意しましょう。
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