【共同制作作品No.1 無題】

Written by 蒼 沙霧Moonstone

闇に溶けていく吐息に過去を思う(Moonstone)

セピア色に褪せた遠い時間は・・・(蒼 沙霧)

今やあの星の輝きのごとくささやかなもの・・・(Moonstone)

その空を、彼の白い息が舞う(蒼 沙霧)

吐息は黒き虚空に舞い散り(Moonstone)

哀し気に、そしてゆるるかに消えてゆく(蒼 沙霧)

それは、過ぎ去りし想いの記憶のごとく・・・(Moonstone)

紡いでいく、時の動きを歴史を・・・(蒼 沙霧)

数多(あまた)の出会いと別れを折り込み、不可思議な曼荼羅を描く(Moonstone)

痛みと哀しみは心に刻まれても(蒼 沙霧)

悦びの肖像は夢幻の彼方へ消える(Moonstone)

それでも私の側には彼がいてくれる(蒼 沙霧)

過去の想いは色褪せた残像となり(Moonstone)

交わされた盟約をも忘却に落ちてゆく(蒼 沙霧)

生は忘却の積み重ねかもしれない(Moonstone)

それゆえ、死は無であり(蒼 沙霧)

忘却の積雪が止んだ時ともいえよう(Moonstone)

それは祝福なのかも知れない(蒼 沙霧)

今はただ・・・この悦びの時に身を委ねよう(Moonstone)

例えその時が短くても・・・(蒼 沙霧)


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