Moonlight PAC edition 号外 2006.7.28発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
ご連絡:掲示板などにおけるスパム対策を実施開始
激化する一方のスパム投稿に、Webページ管理者はどう対応するか
井上晶子:昨今目に余るスパム投稿。国内からのみならず国外からも激しいスパム投稿が行われ、掲示板の閉鎖に追い込まれているページも珍しくありません。Moonstone Studio/芸術創造センターでもスパム投稿の連続に掲示板の一時停止・メールフォームの一時閉鎖を余儀なくされましたが、このたびスパム対策を実施して「反撃」に乗り出しました。

・Webページ管理者・閲覧者が意図しない、或いは迷惑なだけの出会い系ページへの案内や自身の「成果」の誇示、URLの羅列などのスパム投稿は激化する一方であり、現代社会を投影したかのようなネット社会の著しいマナー低下を憂慮すると共に、これらスパム投稿を行うスパマーは断固許さない。しかし、プログラムも使用して行われるスパム投稿の削除に管理が追いつかず、やむなく掲示板の閉鎖などに追い込まれるページも続出している。

・ページ管理者と閲覧者、若しくは閲覧者同士の交流の場となるべき掲示板やメールフォームは、スパマーのために設置しているものでは決してない。しかし、スパム投稿によってページ管理者が時間的にも精神的も多大な負担を強いられているのが事実であり、スパム投稿に押されて掲示板やメールフォームを閉鎖せざるを得なくなるのもまた事実である。

・スパム投稿に対して掲示板やメールフォームを閉鎖する、言い換えれば泣き寝入りするしかなかったが、このたびMoonstone Studio/芸術創造センターではメールフォームShooting Starと感想用掲示板STARDDANCEにスパム対策を施した。これにより、スパム投稿の投稿前の排除が可能になると同時に、スパム投稿の削除に時間や神経を削られることも大幅に減少することが期待出来る。

・スパム対策は確かに負担となる。自身でCGIを設置出来るサーバにWebページを設置している管理者でも、CGIに関する知識がある程度要求される。匿名性を最大の売りとするネット社会においてスパマーの完全根絶はほぼ不可能であるが、スパム投稿を排除することは可能である。特に諸般の事情で自身のサーバにCGIを設置出来ないため利用されるレンタル掲示板の運営企業には、スパム対策を実施することを提唱する。

2006.7.28
Moonstone Studio/芸術創造センター


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