Moonlight PAC Edition 第60号 2007.8.21発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
本号のトピックス
★創作文芸部門第2創作グループがご来場者数10万を突破/焦眉の課題はやはり活動再開
★音楽部門第2音楽グループがご来場者数10万を突破/制作・録音環境の再構築が必須
★感想用掲示板STARDANCEが復旧/スパム投稿対策を導入/過去ログはほぼ継承
★芸術創造センターの受付メールアドレスを変更/迷惑メール対策/従来のアドレスは継続
★作品投稿について/PAC運営委員会
★創作文芸部門第2創作グループがご来場者数10万を突破/焦眉の課題はやはり活動再開
 創作文芸部門第2創作グループが2007年7月下旬にご来場者数10万を突破しました。10万突破は全コンテンツでは6番目、創作文芸部門では3番目です。創作文芸部門第2創作グループは1999年4月1日の芸術創造センター創立と共に設置され、「もしもこんな世界があったら」を共通テーマに掲げた社会風刺作品を執筆・公開しています。作品総数は決して多い方ではないにもかかわらず、投票所Cometでは複数の作品に票が寄せられており、根強い読者・支持層の存在を窺わせます。

 目下最大の懸案事項は、過日にやはりご来場者数10万を突破した二次創作部門第2SSグループと同じく、長期に及ぶ活動停止です。前述のとおり、異彩を放つグループにもかかわらず根強い読者・支持層を得ていながら長期にわたって新作公開が出来ないでいる状況は、極めて深刻であり、早急な改善が必要との認識です。活動休止中の現在でもご来場いただいていることを糧とし、出来る限り早期の新作公開・活動再開に向けて尽力してまいります。今後ともご愛読くださいますようよろしくお願いいたします。(創作文芸部門第2創作グループ/芸術創造センター運営委員会)
★音楽部門第2音楽グループがご来場者数10万を突破/制作・録音環境の再構築が必須
 音楽部門第2音楽グループが2007年7月下旬にご来場者数10万を突破しました。10万突破は創作文芸部門第2創作グループと同じく全コンテンツでは6番目、音楽部門では初の大台です。1999年4月1日の芸術創造センター創立と共に設置された音楽部門第2音楽グループ二次創作部門第1SSグループで展開中の「マヤちゃん、ふぁいとぉ!PAC編」に登場する「怪獣マヤ」のイメージソングとして作詞・作曲した「怪獣音頭」が突破口となり、以降「新世紀エヴァンゲリオンのオリジナルサントラ」を活動方針としています。MIDI作品を公開するWebページが大きく衰退した中、音楽部門第2音楽グループは二次創作の音楽作品を手がけるという異色の形態で今日まで存在して来られました。

 最大の懸案は、前記事と同じですが、長期に及ぶ活動停止です。こちらはインデックス更新から7年以上まったくの手付かずとなっており、事態は二次創作部門第2SSグループより深刻です。Moonstone Studio/芸術創造センターの移転に伴い音楽制作システムを分解しましたが、その再構築が一向に進んでいないのも活動停止に拍車をかけています。

 先に本紙にて報道したとおり、音楽部門の2グループはMIDIの共通規格であるGeneral MIDIにおける再生の相違という問題を解決するため、公開作品のMP3化を計画しています。そのためには原音再生環境でもある音楽制作システムの再構築が必須です。文芸関係グループに依存している芸術創造センターの更新・公開から脱却するためにも、早期のシステム再構築・作品制作を目指してまいります。(音楽部門第2音楽グループ/芸術創造センター運営委員会)
★感想用掲示板STARDANCEが復旧/スパム投稿対策を導入/過去ログはほぼ継承
 Web技術チームは、本紙前号(第59号)にて報道された感想用掲示板STARDANCEの書き込みが一切出来ないという不具合を解決し、復旧させました。ログの日付が表示される日付に反映されなかった管理人の告知投稿分のみ削除し、過去ログはほぼ継承しています。

 同時に、近年の掲示板でプログラムの種類を問わずに頻発しているスパム投稿には、不具合解決の際に導入したプログラムの投稿キー入力で対策することにしました。これは、投稿時(記事への返信も含む)のフォームに表示される4桁の数値からなる投稿キーを入力しないと投稿を受け付けないというもので、投稿キーは毎回ランダムで構成されるなど、スパム投稿を容易に受け付けない対策がなされています。

 本号発行時点で早くも2件の投稿をいただいています。即座にとはいかないにしても出来るだけ迅速にお返事していく方針です。ネタバレも一向に構いませんので、「留意事項」をご一読の上で投稿をお願いいたします。(Web技術チーム/芸術創造センター運営委員会)
★芸術創造センターの受付メールアドレスを変更/迷惑メール対策/従来のアドレスは継続
 インターネット環境普及の陰の1つである迷惑メールが増大しています。芸術創造センターにも連日100通前後の迷惑メールが送りつけられます。オプトアウト(配信停止要求の返信)が更なる迷惑メールの増大を招くことも確認されており、インターネットのトラフィック量を無駄にして受信側に不快感を与えるだけの迷惑メールを防止する抜本的な手立ては、現在のところ存在しません。

 「メールアドレス公開に問題がある」とのご意見もあるかと思います。迷惑メール欲しさにメールアドレスを公開しているのではなく、公開コンテンツに何らかの重大な問題点があれば著作者に即座に問い合わせ出来る保証として「生きている」メールアドレスを公開しているのであり、メールアドレス公開がWebページ管理運営における本来の姿であると考えています。

 また、一度収集されたメールアドレスは迷惑メール配信業者間で取引され、鼠算式に迷惑メールの発信源を増やしていくため、公開メールアドレスの変更は意味を成しません。公開メールアドレスの変更は、多数の作品・コンテンツを擁するに至った芸術創造センターにおいては甚大な労力と時間を要します。それが収集されれば迷惑メールの対象となるのですから、まさにいたちごっこです。そこで、Moonstone Studio/芸術創造センターでは以下の対策を講じました。

●推奨メールアドレスとしてmoonstone***msstudio.orgを用意する。
●Webページ上の表記では半角の「@」を「***」に置換する。
●現在公開しているメールアドレスは著作者・ページ管理者を示すものとして継続させる。

 これらはニュース速報では既報ですが、本紙にて改めて経緯説明と推奨メールアドレスの紹介を行うこととしました。皆様のご理解とご協力を賜りたい所存です。(芸術創造センター運営委員会)
★作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
編集後記
●「車離れ」が進んでいるという。実際、日本自動車工業会の発表では25ヶ月連続で四輪新車の販売台数は減少している。要因として少子高齢化や若年層の車離れの他、個人消費がディジタル家電や住宅に向かっていることが挙げられている。これらは一応正確な分析だが、根本的な要因から目を逸らしている。従来自動車購入に積極的だった若年層に自動車を購入するだけの購買力が低下しているということだ。
●働いても生活保護水準以下の賃金しか得られない、所謂「ワーキングプア(働く貧困層)」の増大が言われて久しい。パートや派遣、請負といった非正規労働者の労働人口に占める割合は増加の一方だ。時給数百円で多く働いても生活費の確保すらままならず、定住することも出来ずにネットカフェを彷徨う「ネットカフェ難民」なる貧困層が、トヨタ自動車の2兆円にものぼる経常利益を支えているのが実態だ。
●しかし、年収1000万円台に浸るマスコミは、自動車企業からの広告料金減少を恐れて根本的な要因に目を向けようとしない。車を買おうにも買えない購買力が日本の労働者の多くの割合を占める実態など、マスコミ企業や財界の重鎮達、そして政治献金をちらつかされて彼らの意向を忠実に反映することしか頭にない自民・公明与党や民主党の議員には頭にないのは明白だ。小手先の対策で乗り切ろうとしても結局は破綻する。だが、支配層はもとより被支配層の多くも現状の抜本的な改革に着手しようとしない。日本の終焉は着実に近づいている中での「愛国心」や「美しい国」といったスローガンは、あまりにも空しく、しかも白々しい。(M)

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