Moonlight PAC Edition 第49号 2006.8.18発行
編集、発行:Moonlight PAC編集委員会
本号のトピックス
★Novels Group 1がご来場者数10万を突破/全コンテンツでは4番目の大台突破
★製本準備は長期的視野で/印刷委託の際のフォーマットの情報収集が課題
★本紙50号記念特集実施要綱/皆様からのメッセージなどを募集いたします
★作品投稿について/PAC運営委員会
★Novels Group 1がご来場者数10万を突破/全コンテンツでは4番目の大台突破
 2006年8月2日に、創作文芸部門第1創作グループ(以下「Novels Group 1」)がご来場者10万人を突破しました。全コンテンツでは二次創作部門第1SSグループ(以下「Side Story Group 1」)芸術創造センターこぼれ話創作文芸部門第3創作グループ(以下「Novels Group 3」)に次いで4番目、創作文芸部門ではNovels Group 3に次いで2番目の大台突破です。まずはご来場者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 長編ファンタジー「Saint Guardians」を連載しているNovels Group 1は、当初ワープロソフトで書いていた原文をテキストエディタにコピー&ペーストし、タグで整形してからAct4回分を一挙公開、という形式でしたが、公開頻度に執筆が追いつかずに原文が底をつき、Act4回分一挙公開にこだわったために長期間新作公開が中断する事態がありました。
1回の更新でAct1回分の公開という現在の更新形式に改めて以来、知名度ゼロからスタートするという大きなハンディを背負っている割には順調にご来場者数を増やして、今回の大台突破に至りました。

 「Saint Guardians」は作者が10年以上かけて構想を温め、何度も練り直して公開に踏み切ったこともあって、思い入れの特に深い作品の1つでもあります。製本準備委員会では同じく芸術創造センター開設当初からの連載作品であるSide Story Group 1の「魂の降る里」と共に製本対象候補にされており、現在はフレーム形式で同時表示している用語解説をどうするかを検討しています。

 連載開始から7年半が経過しようとしていますが、今回ご来場者数10万人を超えた時点でも「Saint Guardians」はまだまだ道半ばです。謀略や策略が交錯し、人間関係と併せて数々の謎が複雑に絡み合うファンタジー小説としては異質な作品「Saint Guardians」の世界をこれからもお届けしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(創作文芸部門第1創作グループ/芸術創造センター運営委員会)
★製本準備は長期的視野で/印刷委託の際のフォーマットの情報収集が課題
 製本準備委員会では公開中の2作品を製本対象候補として製本準備を手がけていますが、印刷会社に印刷を委託する際のフォーマットに関する情報が不足しており、どのように入稿すれば良いのか分からない事態が続いています。2006年8月11日〜2006年8月13日にかけて東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されたコミックマーケットでも小説本が複数のスペースで販売されていましたが、流石に印刷会社への入稿時のフォーマットについての情報収集を行える状況ではありませんでした。

これまでにも、複数の印刷会社のWebページを訪問して入稿時のフォーマットを調査していますが、ある程度依頼者が製本に関する知識を有していることを前提にしているらしく、製本に関してまったくの初心者である当方としては、当惑することがしばしばです。しかし、製本化への目的意識が潰えたわけではありません。

 芸術創造センターでは何年何月開催のイベント出展を特定の目標とはせずに、十分な余裕を持って製本してイベント会場での対面販売を行う構えです。引き続き情報収集を行うと共に、「購入したい」と思っていただける、また、「購入して良かった」と思っていただけるものにする所存です。進捗状況は製本準備委員会のページで逐次公開してまいりますので、ご期待ください。(芸術創造センター事務局製本準備委員会)
★本紙50号記念特集実施要綱/皆様からのメッセージなどを募集いたします
 本紙は次号で50号という1つの節目を迎えます。芸術創造センター開設と同時に創刊した本紙は長い休止期間を挟みました。発行再開にあたってテンプレート式にすることでレイアウトが画一的になるデメリットをあえて受け入れ、「見出しと記事を書く」という広報紙の原点に立ち返り、現在ではほぼ月刊で発行出来る態勢が整いました。

 ほぼ月刊で発行出来るようになったことに伴い、読者数も順調に増えています。次号で50号となるにあたり、読者の皆様からのメッセージなどを広く募集することを決定しました。要綱は以下のとおりです。

  • 募集内容:芸術創造センターへのメッセージ、ご意見、ご感想、ご要望など、短くても構いませんので文章でお願いします。Moonstoneからお返事などいたします。
  • 募集期間:2006年8月18日〜2006年9月10日
  • 送付形式:メールメールフォームで、メール本文に記載してください添付ファイルがあるメールは、当方のメールソフトのフィルタがウィルスと判定して削除される可能性があります
  • その他:お寄せいただいたメッセージなどには全てお返事する方針ではありますが、誹謗中傷に属するものや志向の転向、作品掲載の中止を要求するものに関しては、一切お返事いたしません。
 皆様からのメッセージなどをお待ちしております。下の記事にある作品投稿は随時受け付けておりますので、興味関心のある方は投稿してください。投稿に関する詳細は投稿規程をご覧ください。それでもご不明な点がありましたら、メールメールフォームでお寄せください。お問い合わせの際にメールフォームをご利用の場合、メールアドレスを記載していただきますよう、お願いいたします。(本紙編集委員会/芸術創造センター運営委員会)
★作品投稿について/PAC運営委員会
 投稿規程を設けて以来一度も投稿作品の受付がありませんが、当ページでは作品投稿を歓迎しております。規定に関しては投稿規程をご覧戴くとして、ジャンルはオリジナル小説、二次創作作品、ファンタジー、恋愛・・・。著作権侵害やマナー違反のもの以外は、既存のグループ以外の作品も受け付けています。新規ジャンルで複数回数の投稿が確約されるのでしたら、新規グループを立ち上げます。

 「作品は投稿したいけど、このページはどうも敷居が高い」とお思いの方、ご心配は無用です。Moonstone主幹も暗中模索の状態から投稿を始め、それが進展して自分のページ立ち上げに至ったという経緯があります。「始めの一歩」は誰にでもあります。その「始めの一歩」をこのページで踏み出してみませんか?それがきっかけでネット作家として名を馳せることも決して夢ではありません。必要なのは貴方の作品とほんの少しの勇気です。

 「こんな作品じゃ人前に見せられない」と不安になる気持ちも分かります。しかし、価値観で左右される命題において、賛否両論が生じるのは必然的です。非難や否定を恐れず、自身の制作スタンスを堅持して作品をネットを介してこの世に送り出して欲しい、と願わずにはいられません。当ページがその足がかりになれれば幸いです。皆様からの投稿をお待ちしております。(芸術創造センター運営委員会)
編集後記
・モラルや礼儀が退廃していると言われるようになって久しい。挨拶はしない、気に入らないからと他人を平気で害する、などなど。それらを取り上げて「現在の教育が悪い」「道徳心や愛国心を学ばせるべき」「教育基本法を改正すべき」と右翼反動勢力がマスコミも動員して声高に叫ぶ。それを見聞きするたびに「よく言えたものだ」と私はせせら笑う。少し前まで文字どおり「何でもあり」を市場で展開した堀江氏や村上氏を「現代の寵児」「改革の旗手」と散々持ち上げていたのは、他ならぬ右翼反動勢力やマスコミだ。もっとも、彼らのご都合主義は今に始まったことではないが。
・プロボクシングの亀田親子の動向が、試合終了直後から急速に批判の槍玉に挙げられるようになった。判定結果はどう見ても対戦相手が優勢だった、というものから、対戦相手を挑発する、モラルも何もあったものではない、など手厳しいものが多い。しかし、これまで亀田親子のそういった言動をもてはやしてきたのはマスコミであり、視聴者である一般市民ではなかったか。これもご都合主義と言えないだろうか。
・「もうたくさんだ。」これは、南米ボリビアの新大統領に当選したエボ・モラレス氏の演説の一節だ。自分の利益のためなら他国もその国民も蹂躙して憚らないアメリカ流資本主義=夜警国家型資本主義からの決別を宣言し、これまで多国籍企業に二束三文で搾取されていた天然ガスの国有化に踏み切り、富の再分配と貧困の克服へ前進し始めた。私達もその場その時で姿勢を変えるご都合主義のマスコミに「もうたくさんだ」と決別を宣告すべき時ではないだろうか。(M)

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